昨夜、通夜に参列していたら



消防本部から火災発生の連絡が入った。



親族の方に事情を言って火災現場へと向かった。



まだ消防隊員も到着していないようだ。



あたりに煙が立ちこめている。



“いったいどこが燃えているんだ?”



近所の人がとんできて、細い道を上がった一番高い所の家だとわかった。



到着した消防隊の隊長と細い坂道を登る。



すでにそこには近所の消防団員によって消火栓からホースがのばされていた。



火災現場では古い木造家屋の屋根付近から炎が見える。



続々と集まる消防団員たちによって消火体制ができ上がっていく。



消防車両18台が赤色灯を回しながら連なる。



2時間が過ぎたころ鎮火した。



確認に水がボタボタ落ちる家屋に入る。



「原因はこれやなぁ」



そこにはまだ火種の残る薪ストーブとそこから室外に延びる煙突があった。



その煙突から天井に向かって焼けた跡があった。



その家の人に話を聞くと、



煙突を室外に出す壁の隙間から風が入って冷たかったので



補修して壁に接触していたようだ。



結果には原因があると確信する。