近隣の中学校でも過疎と少子化でえらいことになっている。



たった1名の小学6年生が他の中学校へ進学したら



S中学校は来年から休校になるそうだ。



T中学校は今年も新入生がいなかったらしい。




ここではやっていけない…。



これが現在の社会の、そして地方の人間が望んでいるものを反映している姿なのかも知れない。



「困ったなぁ…」



「どうなるんやろなぁ…」



選択肢を与えられていない人々は不安の中に暮らし



選択することができる人たちは



責任よりも自分たちの満足を選ぶ。



当然の話だろう。



なにも犠牲になる必要はない。



人がいなくなる地方は死んでいく。



仕方がないとあきらめながら…。