「コラッ、ナニスンネン!」



彼は怒っているかも知れない。



ゆっくりと道を横断しているカタツムリを見つけたので



このままでは車にひかれてペッチャンコになりかねないと思い



ヒョイとつまんで路肩の草むらへ運んだ。



これは君のためだ。



文句を言おうが、でんでんむし-。