東風吹かば 

匂いおこせよ

梅の花

主無しとて

春を忘するな




風は西風



梅の花の咲く季節ではないけれど



あの人の想いは



語りつがれる。



理不尽や哀しみや、寂しさは



千年以上経っても



人を苦しめる。



だから、わかってくれる人のもとへ



たくさんの人々がやって来る…のかな?



二年ぶりに訪れた太宰府天満宮は



あの時とは違っていた。



そこにいる八割の人間が中国の人らしい。



掃除をするオバチャンが怒っていた。



トイレは汚すし痰を吐く…。



新たな人の苦しみを見た。