町の戦没者慰霊祭と平和祈念式典に出席しました。
ある方の父はレイテ島で戦死されたと聞きました。
日本兵たちはすでに武器もなく、食料の後方支援もなく
それでも戦えと命令を受けたと話をしていました。
なんのために…、どうして…。
戦争とは愚かで貧しい政治の犠牲だったとおっしゃっていました。
遥か昔から人々の最大の義務は戦うことであり
自分を犠牲にしても国を守ることであったり
他国を攻めて利益を得ることであったのでしょうが
満足を忘れ私利私欲のために武器を持たなかったら
悲しむ人もなく、いらぬ血も涙も流さずにすんだかも知れません。
いまだに世界のあちこちで、無意味な大義のために争う人たちがいます。
人を殺してまでも、それが本当に必要なものかを自問することもなく…。

