なんとなく静かな朝に



違和感を感じることもなく外に出ると



そこには落下したツバメの巣がありました。



3匹ほどの小さなヒナの変わり果てた姿と



砕けた藁と土が散乱していました。



なにもなければ親の愛情を受けて



巣立ちの時を待つだけであったのに



その一瞬にすべては終わってしまいました。



私には自分の責任でなかった、



自分にはどうすることもできなかったと思うしか



突然の目の前の悲劇に納得できる答えは見つからないのです。