墓参りに出かけました。
さすがにこの暑さに水をかけると墓石も気持ち良さそうです。
死んだ婆ちゃんは水をかけた後、柄杓で墓石をコンコンと叩いていましたが
バチも当たらず88歳で死ぬまで元気に生きました。
毎年、墓参りのたびに思うのは
これから誰が墓の守りをするのだろうという話です。
少子化で後継ぎがいなくなったり
生活が都会集中型で故郷を離れていくなど
家継制度が崩壊して、先祖や親の墓さえも
子や孫が守りできなくなってしまう時代が訪れるでしょう。
数年もすれば先祖供養なんて言葉は死語になり
亡くなるとその骨は散骨したり
どこかの施設にまとまって納められて
墓参りなんていう習慣もなくなるのかも知れません。
それも仕方のないことなんでしょう。

