カウントダウン昭和の繁栄の象徴のように消えてしまった花火が今夜、ふたたび夜空を照らしました。爆発音が空気を震わせ見上げるカラダに伝わって来ます。花火が打ち上げられる少し前には燈籠流しの揺れる灯りが音もたてずに川面を流れお腹一杯の想いでの復活と静かな興奮の余韻に浸りながら人混みの中を歩きました。徐々に現実の時間に戻りながらまた来年の花火が打ち上げられるまでのカウントダウンが始まるのでした。