川の流れいつも水辺に立ち、思うのはゆく川の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。よどみに浮かぶうたかたはかつ消えかつ結びて久しくとどまりたるためしなし。方丈記の一節です。わが子と過ごすこの瞬間も川の流れと同じようにただ過ぎて行くだけの繰り返しなのです。いつまでも変わらないと見える景色も小石ひとつでその様相を変えて自分の意志や意欲なんてよどみの泡よりももろい気がします。でも…、過ぎて行くものは仕方ないけれど明日には明日の夢がある♪