先日、ノルディックウォーキングで山を下りながら話をしました。



「田舎暮らしは車がなかったらどうにもならんわ」



高齢化と過疎化により買い物は離れた大型スーパーまで行かなければ手に入りません。



「昔帰りが必要やなぁ…。」



我々が子どもの時代は近所にいろんな店があって



地域で社会が成り立っていました。



八百屋、魚屋、靴屋、服屋…。



規制緩和で大型店ができて、田舎の経済は崩壊しました。



商店街はシャッターが閉まり、街の活気はそこに感じることはありません。



ある学者の方が言っていました。



300人が働いていた商店街が、大型スーパーができて30人の正社員と70人のアルバイトでまかなわれるようになった。



規制緩和や自由競争、価格破壊は日本の経済を衰退させる猛毒だった。



安定した雇用がないのに景気がよくなるはずがないのです。



健全経営が人件費の削減からって



根本が間違っていますよね。σ(≧ω≦*)