昨夜大雨の中、通夜に行って来ました。
故人は大正12年生まれでした。
産まれてすぐに母親を亡くし
医師を志すも戦争で兄を亡くし帰郷して家業を継いだそうです。
町長を四期勤めた後、
昭和の終わりと共に病に倒れ
闘病生活の末に、一昨日他界されました。
『昭和』という時代を生きてきた方が
ひとりこの世を去りました。
その人の歩んできた人生に“戦争”という言葉が出てくるのは
戦争がそんな遥かむかしの出来事ではなかったのだと感じます。
戦争を知らない子どもたち…、
知らない方が幸せだけど
知っていなければならないこともある。

