11年前のある悲しい事件により



どうしていいかわからなくなった大人たちは



一斉に学校の門を閉めました。



それぞれの学校により異なるとは思いますが



うちの学校では校門前でインターホンのボタンを押し



名前を名乗り、「どうぞ」と返事があると



自分で門を開けて防犯カメラの中を歩いて学校に入ります。



そして事務室に行って氏名を記入して「保護者」とわかる名札をもらい校舎内に入ります。



一部の常識はずれた行動により、本来必要ではなかった不自由を強いられます。



“学校の安全”を最優先に考えなければならない時代は



疑心暗鬼の世界ではなく現実の恐怖なのです。



しかし、門を閉ざし『不審者の侵入を禁じます』の看板は



現実を見ていない、滑稽な自己満足でしかありません。



不審者が自分が“不審”だとは自覚していないし



不審者がインターホンで名前を名乗るとは思えないし



校門から侵入するとは限らない。



“不審者の侵入を禁じます”って、誰に対する注意書きなのでしょう?



だいたい『保護者』の名札って…、こんな少子化で少ない保護者の顔ぐらい覚えてほしいものです。




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