中学校のテニス部を久々に覗きに行きました。




ボール出しをして、一緒に汗を流しました。





このテニス部も廃部まで残すところ3カ月をきりました。




ネットはボロボロになり、ボールは先に廃部になった女子のボールを使い




後輩のいない3年生だけでの練習です。




学校の方針で生徒が少なくなるからと、部活の削減対象になり




新入部員をとらなくなって2年、




隣の荒れたコートは廃墟に見えます。




誰も入部する人がいないから廃部になるのではなく、




先生を大会の役員に出せないから廃部の方針が突然きまったそうです。




オトナの都合に生徒たちが犠牲になったようなものです。




消えて行こうとする部活には、緊張感も後に残すものもなく




その一瞬の出来事を笑うしかないのです。




これはますます過疎化を迎えるこの町の悲しい歩みの一歩なのです。