イヌが“怪しいヤツがいる”とワン、ワン鳴きました。



見ると玄関先に幼稚園の頃の同級生の姿がありました。



「おー、久しぶり!」



彼は寝屋川市で住んでいるらしいのですが、



実家に両親の顔を見に帰ってきたそうです。



彼の母親が軽い認知症で



現在の家はまだ10年ほどローンが残っているけれど



親に手がかかる状態になれば実家に帰ることも考えている。



嫁さんは大阪で住みたいと言うだろうけど



自分はこっちで仕事を探すことも考えなければならない。



そんな話をしていました。



バブルの絶頂期には有名雑誌を出版する会社にいたらしいですが



時代とともに職業を代えて、現在は食品関係の仕事をしているそうです。



故郷を離れているがゆえに自分の生き方についていろいろ考えたことがあるのでしょう。




私から地元の出来事や同級生の情報を楽しげに聞いて



“ありがとう”と握手をして別れました。



人生いろいろ…、



不安や悩みは尽きません。



突然の懐かしい来客でした。