上市の中心に近い場所に『蛭子さん』が祀られています。
『蛭子』という名は『古事記』の中に出てきます。
イザナギとイザナミが国生みの際に天御柱を回り結婚することになりましたが
その時に女性であるイザナミから声をかけてしまったために、骨のない蛭子が生まれてしまいます。
悲しんだふたりは蛭子を葦の船に乗せて流してしまいました。
その後西宮に流れついた蛭子が七福神の恵比須とされ崇拝されるようになったそうです。(多分…)
この蛭子さんを中心に街が栄えた時代もありました。
今では夢のあとのようですが…。
ここからはもう夏の花火も見ることはなく
2月11日の『初市』にポツリポツリと露店が出るだけで
人どころかイヌやネコさえ見ることが少なくなりました。
しかし蛭子さんは商売繁盛の福神とされているので
ここに蛭子さんが祀られている限り人々の希望が残っていると信じたいです。
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