今にも雨が降りそうな夜に
道路に横たわる白い犬の姿・・・。
もう息はないようです。
首輪にはつないであったらしき鎖がついたまま、
きっと外れてそのまま歩いてきたのでしょう。
どこから彷徨って来たのかはわかりませんが
飼い主が気づいたときには「どうして・・・」と、
悲しみと後悔にかたを落とすことでしょう。
大切に飼っていたらしく、大きくふくよかで
クルマのヘットライトに照らされるキレイなカラダ。
誰か、早く助けてあげて・・・。
このままではかわいそう・・・。
雨が降って、汚れるまでに・・・。
どうしてこんなことに・・・。
せめて最期は・・・。
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