夜のとばり夜のとばりが降りる頃、あたりは黒い幕で隠されて照らされる場所だけが時間が流れていきます。やがて訪れる明日がどんな運命であるのかまわりが見えないから、心細くだから誰かが自分の近くにいることで安心するのです。苦しくなったら夜のとばりを開けてみる。少しだけ、ひとりになりたいなんて言ってみるのです。淋しがりやのくせに…。眠れない夜に考えることは本当の自分の気持ちではないのです…。