昨夜、再びダムの放流量が増加し河川が増水の可能性があるということで
数件の世帯に避難指示が出されました。
既に暴風域に入り、雨も痛いくらい激しく降っています。
住民から要請があれば、浸水に備え消防団に土嚢を積んでもらいたいと連絡がありました。
が、自分の判断で断りました。
避難指示の出た地域の家屋への浸水より、団員の安全が優先と考えたからです。
前日の出動は河川の増水と家屋付近の土砂災害、避難誘導に備え
予防的な措置として消防団を出動させました。
しかし、今回のこのケースだけはすぐ横に濁流が流れている場所なので
団員の生命に危険が及ぶと判断しました。
要請を断るということでしばらく対策本部内では、重い空気に感じましたが
自分の決断は間違ってないと思っています。
理由も説明して理解はしていただいたとは思っています。
賛否両論、あると思います。
でも町の消防団が町民の生命財産を守るように
四百十数名の消防団員の命は町消防団長として私が守らなければならないと
あえてその決断をしました。
針の筵に座ろうとも…。
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