息子の通うスイミングスクールで
ひとりだけ離れて違うことをする子がいます。
準備体操の時にプールに入ろうとする。
練習の時にお風呂に入りに行く。
そのためにひとり先生が説得に走ります。
親は「授業料を支払っているんだから、言い聞かせて指導するのが当然!」と思うか、
「他の子や先生に迷惑をかけるので、この調子なら通うことも考えなければ…」と思うか。
スクールの対応も、「ひとりひとりに、きちんとした指導を…」と考えるか
「きちんと保護者の方と話をして、授業を受けるように指導してもらわなければ」と考えるか
「本人にやる気がないので好きにさせておく」と考えるか。
学校での学級崩壊もこんな感じなのでしょう。
さて、どういう対応が一番望ましいのでしょう?
お母さんたちは知らん顔で世間話に熱中していますが、
突然「ちゃんと指導してください!」と怒りだすのでしょうか?
最近、小中学校の管理職試験を受ける方が激減だそうです。
教育大に進学しても教員免許を取得しない人が増えてるそうです。
責任追及ばかりされ、身勝手な要求に応えなければならないこの時代、
人との関わりを避け、責任を回避する道を選びたくなる気持ちもわかります。
「子どもたちをどんな子に育て、どういう社会を作りたい!」
そんな理想は目の前の壁に阻まれて見えず
逃げ道ばかりを探す明日に
何を期待すればいいのか?
みんなで少しずつ壁を壊していかなければ
大きな壁に囲まれて真っ暗闇になりそうです…。
by 里田
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