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『汚名』鈴木宗男(講談社)と言う本を読みました。

“検察に人生を奪われた男の告白”として検察の捜査や

政治的な陰謀、自分の思いを書いた本です。



<本文から抜粋>
“彼らが真の「宗男潰し」を依頼したハンターこそ、

小泉政権で官房長官をしていた福田康夫だった”

“パニック状態に陥った彼女に対し民野氏は、「そんなに人生、甘くないでしょ!」と言い放ったという…。

それどころか「電話をかけたければ、検察が求める供述をしろ」とまで迫ったのだ”

“「なぜ、二人は排除されたのか?」「いったい、二人の罪はなんだったのか?」”



読み始めると、検察やマスコミ、政治家に対する『怒り』『恐怖』

役人(官僚)に対する『呆れ』を感じます。

起訴するために決められた結果に向けての非情な捜査。

国民を洗脳するマスコミ。

気に入らない政治家を葬るための役人や政治家の姑息な手段。

国家権力の恐怖と、権力者の保身のための計算されたシナリオ。

『ムネオハウス』や『疑惑の総合商社』なんて言葉を誰が作り提供したか。

人間ひとりを犯罪者にしようと思えば、いとも簡単にできる。

マスコミの誘導と、国民の歪んだ期待に応えなければならない検察。

すべてがこの図式ではないことも理解しながらも

悪いヤツさえいなければ、悲しむ人間はいないのに…と思います。



ムカムカしながらも読み終える頃には冷静になり

悪事を暴くマスコミや、良識ある国民

そして正義を守る検察(国家)に期待します。



どんな場合も双方の話を聞くことは必要かも知れません。

by 里田


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