我が家にはミシンがありません。
ドール服を作り始めて新たな悩みに直面しました。
手縫いでゴムシャーリングってどうやるの…?
そもそも可能、なの?
調べてみてもいまいちこれだ!という策はなく。
結局「ミシンでやりましょう」に落ち着いていました。
だからミシンないんだって!
仕方なく手で伸ばしながらやってみても、伸ばしたまま縫うのが本当に難しい!
ゴムが元に戻っちゃう。
シャーリングテープやギャザーテープなど便利だといわれている道具に頼っても、私の技術不足もあり上手くいきませんでした。
どうやってもゴムが伸ばし続けられないのよ!
それならばとパートナーのカモメくんに端を持ってもらって縫ってみるも、手元が見えず彼の手をブスリと針で刺してしまい、痛い思いをさせてしまっただけで終了しました。(彼は怯えた目で「DV…」と呟いていました)
そこで考えました。
人に持ってもらうのが無理なら、どこかに固定すればいいのでは?
ミシンでも針の部分に固定して、伸ばしながら縫うはず。
用意したのは強力グリップのクランプ。
クランプといってもねじで締めるものではなくて、大きい洗濯バサミみたいなタイプです。
机が傷む可能性があるので、挟む部分が平らなものを選びました。
タオルなどを挟むともっといいかもしれません。
5/20 追記
なんと、私が使っているのとそっくりなクランプがダイソーに売っていました!!
(バネクランプという名前で探してみてください)
くぅ~もっと早く知りたかった!!
ゴムの端1cmは伸ばさず縫い付けて、机の淵に縫い付けた部分を挟んで動かないように固定します。
首元ギリギリに縫いつけすぎてゴムが見えちゃってるのが残念ポイント…。
この技を駆使してできたワンピースがこちら。
袖・首元・胸下の部分にゴムシャーリングが入っています。
いい感じにクシャっとなりました!紫陽花の柄もめっちゃかわいい!
ただゴムをこれ以上伸びないってくらい思いっきり伸ばして縫わないと、ちょっとシャーリングが甘かったです。
これのデメリットとしては、手がめっちゃ痛くなる!!
常にゴムを伸ばし続けないといけないので手が疲れます。
この服を作ったあと、左手が若干腱鞘炎みたいな痛みに襲われています。
ドール服みたいに少しの長さを縫うには耐えられると思いますが、人間用の服だと私は無理です。
手の筋力を鍛えるにはいいかもしれません…。
それでも今までゴムシャーリングが使われているデザインの服は諦めるしかなかったので、新たな選択肢が増えて大変満足しています!
次はカボチャパンツとか作ってみたいなぁ。