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1. 何をするアプリ？
パスワード付きのフォトライブラリをiPhone内に作るアプリ。
2. 機能、使い方紹介
①パスワードを入力してアプリに入る
アプリ初回起動時に4桁のパスワードを発行。
以後このアプリに入って写真を閲覧するためにはこのパスワードを入力することになる。
②写真閲覧
このアプリ内に作成したアルバムを閲覧できる。
アルバム毎にタイトルとパスワードを設定することも可能。
③写真のインポート
・アルバムからの同期
このアプリ内に作成した秘密のアルバムにライブラリの既存の写真を同期できる。
Camera Rollを選択→インポート先のアルバムを選択→同期する写真を選択してインポート。
・写真を撮影して同期
このアプリ内に作成した秘密のアルバムにその場で写真を撮影して同期することもできる。
Camera Rollを選択→インポート先のアルバムを選択→カメラ軌道（自動）→撮影。
3. ステキポイント
・ユーザーがカスタマイズできる範囲の広さ
フォルダを作ったり、それぞれに対してのセキュリティを個別で設定できたりと、ユーザーがカスタマイズできる範囲が広いのが本アプリの特徴だ。セキュリティはサブ機能で写真を整理することをメインとしてこのアプリを使うこともできそうなくらいだ。
4. カイゼンポイント
・UIが複雑
ステキポイントの裏返しになるのだが、ユーザーがいじれる部分が多いほどにUIが複雑になっている。ただ単純に他人に見られたくない写真の置き場所がほしいと考えているユーザーにとっては使い勝手がよいとは言えない。
5. 競合分析
・KeepSafe
写真保護アプリの競合としてKeep Safeがある。結論から言うと、Keep Safeの方がシンプルでUIも直感的であり、使いやすい。対してPrivate Photo Vaultはより上級者向けといった印象でユーザーが設定、カスタマイズできる部分が大きい。一部の写真を誰にも見られずに管理したいというユーザーにとって、ただ単純にセキュリティができればいい場合はKeep Safe、セキュリティに加えさらに高度な整理をしたい場合はPrivate Photo Vaultが向いている。
6. 流行るの？流行らないの？
・流行るとしたら
写真のプライバシーを守る＝iPhone自体のロックを堅くする、と考えてそれ以外のセキュリティ方法を検討していないユーザーがほとんどなのではないか。そもそも他人に見られたくない写真はiPhoneに残さないようにと考えるユーザーもいるはずだ。この種のアプリをダウンロードする理由は「ニーズがあるから」という部分に大きくよってくるため実際のケースと結びつけて宣伝をするなど、ニーズを呼び覚ますところからユーザーに訴えることが求められる。
・流行らないとしたら
iPhone自体にロックをかける機能がありつつもこのアプリを使う人はふつう以上に写真に対してのプライバシーを守る意識があることが考えられる。しかし、毎回パスワードを入力し、決してシンプルではない操作を通して写真を秘密のアルバムにしまうという行為は面倒に感じるユーザーも多いはずだ。ある特定の層にニーズがあることはたしかなので、ユーザーへのストレスをどこまで軽減できるかが親しまれるアプリになるために重要なポイントである。
7. ユーザーとしてこう思う
自分にとっては機能が多すぎるアプリだった。写真のプライバシーをまもるというよりはアルバムを自由に作成して写真を整理するのが主な機能で、パスワードをかけられるのはサブ機能にさえ感じられた。多くの他人に見られたくない大切な写真をもっているユーザーにとっては使い道があるだろうが、数枚のちょっと秘密な写真をiPnoneに入れてもっていたいという程度のユーザーには持て余す。機能はとても充実しているので使い勝手との両立ができればこのジャンルで一番はとれるポテンシャルはある。
8. 情報
米App Store 総合 Free 161位（2012.10.03現在）
Category: Photo & Video
Updated: Aug 04, 2012
Version: 4.7
Size: 8.7 MB
Languages: English, French, German, Spanish
Seller: William Sidell
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