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1. 何をするアプリ？
今聴こえている音楽をワンタッチで検索するアプリ。
2. 機能、使い方紹介
①音楽情報を検索
ロゴのボタンをタップすることで簡単に検索開始。
検索には5~8秒ほど要する。
②検索結果
検索結果の表示。
場合によっては音楽の読み込みを再度頼まれることもある。
検索をした後にも充実の機能があるので紹介していく。
・試聴
iTunesから音楽をひっぱり試聴することが可能。
自分が聴いた音楽と一致するか試すとよい。
・iTunesからダウンロード
お気に入りの曲となればその場でiTunesにジャンプして購入することが可能。
・コメント機能
見つけた楽曲対して自分でコメントをつけられる。
アカウント同期でFacebookにも共有可能。
・SNS、メールへの共有
楽曲をタグ付け（Shazamで検索、発見すること）したことを簡単にTwitter、Facebook、メールに共有することができる。
・その他機能
その場での関連動画の検索、アーティスト情報（主にディスコグラフィー）、アーティストのコンサートとツアー情報検索が可能。
③発見する
音声認識の他、世界チャート、文字入力の検索でも楽曲に出会える。
④マイタグ
今まで自分が検索して引っ掛けてきた楽曲がログとして残っている。
⑤友達
Facebook上で同アプリを使っている人を友達とし、彼らのタグやアクティビティーを追うことができる。
3. ステキポイント
・シンプルなUI、操作性
アプリを起動してすぐ、真ん中の大きなロゴのボタンをワンタッチすることで音楽を検索開始できるところ、情報が整理されたUIなど、初心者でも簡単に使いこなせるUIがうれしい。
・友人と楽しみを共有できる
Facebookアカウントと同期することで友人がどんな音楽に興味をもっているのかタイムライン形式で知れる機能は競合のSoundHoundにはない機能である。誰がどんな音楽に出会い、どんな音楽に興味をもっているのかという情報が一元で集まっている場所としてはニーズがあると感じた。
4. カイゼンポイント
・音声認識における正答率
これがこのアプリの本質を担うポイントだ。ユーザーの体験は全てここから始まるのでどこまで高い水準を追求できるかがユーザーからの信頼を得る鍵である。
5. 競合分析
・SoundHound
先日記事にしたSoundHoundが音楽検索アプリとしてはド競合にあたる。異なる部分は付加価値としている主要機能とUIがある。前者は具体的にSoundhoundは楽曲のSNS／メールへの共有、Shazamはアプリ内に友人のアクティビティータイムラインをもっているところという違いがあり、後者においてはShazamの方がシンプルでわかりやすいといった印象。毎日使いたい理由はいまのところShazamにあると感じたが、それはApp Storeの順位にも現れているようで親しみやすさという点でShazamが勝っている。
6. 流行るの？流行らないの？
・流行るとしたら
アプリ内のタイムラインをどこまで活性化できるかが勝負だと考える。もちろん楽曲の検索機能のレベルを高めていくことと並列して、「ユーザーが毎日使いたくなる理由」をアプリ内におくことは重要である。誰がどんな音楽に興味をもち、出会っているのかという情報は少なからずユーザーが知りたいと思っている情報であり、今のところそれを一元化して可視化できるサービスは知らない。音楽との出会いをプロデュースするサービスとしてここに強みを作るべきだと考えた。
・流行らないとしたら
音楽を検索する能力は前提として、音楽を検索したいとき以外でもこのアプリを起動して使う理由は欲しい。この仕組みを実現できなければただのユーティリティなので、アクティブユーザー数における壁を超えるにはここを強化するべき。
7. ユーザーとしてこう思う
使いやすいというのが第一で、友人の音楽との出会いを知れるという機能にとても好感をもった。ン学との出会いを実現するアプリとして、そのログをどんな風に活かしていけるか追求することが今後の発展にかかっっているポイントだ。
8. 情報
米Appsoreランキング: Top25 Free 69位（2012.10.04現在）
カテゴリ: ミュージック
更新: 2012/09/28
バージョン: 5.1.1
サイズ : 6.2 MB
言語: 日本語, 中国, オランダ, 英語, フランス語, ドイツ語, イタリア語, 韓国語, ポルトガル語, スペイン語
販売元: Shazam Entertainment Limited
© 2012 Shazam Entertainment Ltd.
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