第三章
そういえば萌ちゃんの誕生日が近いけど、
特に予定立ててないな。
これはお呼ばれしてないということか。
一応、前日も当日も空いてるんだが。
小学生の時、
呼ばれてない誕生日会に
行ったことあったけど、
大人なので呼ばれてないものに
突っ込んで行くのはやめよう。
そう、
わたしは降格して友達になったのだ。
しかし
念の為聞いておこう。
「誕生日は特におれ誘われてないよね?」
「うん、お母さんとミラコスタに泊まるの」
あ、そーゆーことね。
おけ。
一応部屋はキープしてるが、
前日に泊まるか当日に泊まるか悩んでる
&キャンセル拾い大変だ、と。
私もキャンセル拾いに参戦することに。
この日が、狙い目だからパトロールお願い
とか言われて、頑張った。
めでたく希望の部屋が取れたようだ。
萌ちゃん誕生日バージョンの
TODAY.pdfを作って送った。
まさかのオチェーアノのコースも取れて、
またテラスから見ると。
萌ちゃんすごいのが、
ビリーヴ見たのが
1回目 バルコニールーム おれ
2回目 オチェーアノテラス コース おれ
3回目 バルコニールーム 今回
4回目 オチェーアノテラス コース 今回
地上でまったく見ていない。
こんな人いないだろ。
🌈
とりあえずその後も
「友達」として週1くらいは会った。
ミラコスタ途中で帰る事件の後に
ぶっちゃけ話してから、
萌ちゃんだいぶ話しやすくなった。
内容も量も。
とはいえ、普通よりはまだまだ少ない。
謎の岩盤があり突破できてはいない。
なんとかならんかな。
もう少しだと思うんだけどな。