さて、みなさん、女性ヴォーカルを味わってますか?
長らく続けてきたこのシリーズ、ひとまず今回で終わろうと思います。
まあ、好き勝手なことを、独断と偏見で書いてきたわけですけれども。
これを書くにあたって、おいらはいろんな女性アーティストについて考えることができて、とても楽しかったですぞ。
さて、最終回となる今回は、マニアックなところで攻めますよ(笑)
おいらにとっては、女性ヴォーカルといえば、この人を忘れることはできませんからね。
初めて(見て)聴いた時には、殴られたような衝撃を受けましたからね・・・(遠い目)
たぶん、女性ヴォーカルの中でも、いろんな意味で最強クラスの方だと思いますわ。
ご存じでしょうか。
冒頭の写真の女性アーティスト。
そう、ビッグ・ママ・ソーントン様ですわ。
このジャケットからもわかるように、たいへん、体の大きな方でございます。
歌手は、自分の身体を楽器にするわけですからね。
大きな楽器は大きく鳴るわけですから、それだけで、もうアドバンテージですわ。
それこそ、おいらが大好きな
ハウリン・ウルフの女性版といってもいいでしょうな。
ハウリン・ウルフも、ビッグ・ママも、すさまじい声で、人の心に響く歌を歌います。
あと、個人的に、おいらはブルースが大好きです。
なもんで、ブルース歌手に対しては、評価が甘くなってしまうという部分もあるんでしょうが。
ブルースという音楽は、もろに感情に訴える音楽だと思うんですわ。
いや、もちろん、その他の音楽もそうなんでしょうけども。
より、濃厚な感情表現がなされる音楽だと思うんですね。
それを、恵まれた体格と、すさまじい声量と、迫力で訴えてくるわけですから。
ビッグ・ママ(とハウリン・ウルフ)の歌は、1度味わったら、もう、逃げられなくなる歌だと思うんですよね。
それこそ、ハンマーでぶん殴られるような衝撃を受けますぞ。
おいらがビッグ・ママを、映像で見たのは、
アメリカン・フォーク・ブルース・フェスティバルのDVDでした。
これはすさまじい映像ばかりでして、ビッグ・ママ以外にも、ファンにとってはたまらない映像ばかりですぞ。
その中で、ビッグ・ママが多くのブルース・ミュージシャンを引き連れて、ひとりずつハーモニカを吹かせるシーンがあります。
この時の、ジョン・リー・フッカーが面白いんですよ。
彼はほとんどハーモニカの経験がないから、上手く吹けないんですけど(苦笑)
それを、ビッグ・ママが、
「しっかりやらんかい!!」
みたいな感じで、ガンガンにあおってます(爆笑)
あのジョン・リー・フッカーもビビるほどの、ド迫力(遠い目)
後年のジョン・リーの、親分みたいな風貌からは、想像できない小物感がありますわ。
ブルース・ミュージシャン同士にも、上下関係があったんでしょうねえ(笑)
というわけで、彼女の歌声を点数化してみましょう(緊張)
ビッグ・ママ・ソーントン
声の歪み度 4・5点
クリーン度 2・5点
こぶし回し 5点
ブルース度 5点
といったところでしょうか。
ジャニス・ジョプリンと同じような感じになってしまいましたが。
それはジャニスがビッグ・ママから、もろに影響を受けたように感じます。
というわけで、聞いていただきましょうか。
凄すぎる・・・(讃嘆)
というわけで、女性ヴォーカルについてのシリーズはここまで。
次回から、ちがったテーマで書きたいと思っております。


