長髪の、いかにも音楽ができそうな楽器屋の店員さん。
おいらも実は、楽器屋でアルバイトしたことがあるんですが、本当に、ミュージシャンを目指している人とかが、多いんですよ、楽器屋の店員さん。
もちろん、ギターが大好きだから、楽器屋で勤めているわけだし、そりゃあもう、こだわりのある人ばかり(笑)

そんな店員さんに、高価なギターを音叉でチューニングしてもらい、ピックはどれがいいですか、とか聞かれたりして、


そして、手元を、じーーーーーっと見つめられて・・・


まごまごしたことはありませんか?(爆笑)


おいらはこういう人を、試奏弱者、と呼んでます。
もちろん、おいらは、試奏弱者です!(笑)


店員さんの方は、ギター大好きだし、できれば売りたいわけだから、持っている知識を総動員して、そのギターの魅力を語ったりするわけです。もちろん、悪気なんて、かけらもありません。


「このタイプのギターは、ブリッジが特殊なんですよね。ですから、音の立ち上がりが、もしかしたら弾き慣れたギターと比べて、ズシッとくる感じかもしれませんね。」

とか、

「どうですか? 高音の伸びがいいですよね。低音のほうは、もしかしたら、それほどではないかもしれませんが、倍音の出もいいですし、この値段であれば、いいギターだと思いますよ。」

とか、

「ちょっと弦高が高いかもしれませんが、ネックがそっているわけではないですよ? トラス・ロッドも十分余裕がありますし、そのぶんロー・ポジションでもビビッたりしないので、クリアな音が出ますよ。」

とか言われて、試奏弱者は、さらにまごまごするわけですね(笑)



楽器屋さんって、敷居が高いぜ!!(泣)







そういうときにオススメなのが~




店長を連れて行くこと!!(爆笑)




おいらと店長が、新大久保のクロサワ楽器店に入ったその瞬間から、店長、目がキラキラ(笑)


おいらの耳元で、
「(にこにこつぁん、買わなくてもいいから、たくさんギター弾きなよ。いい経験なんだから!」
とささやいて、もはや、心ここにあらず(笑)


そして、おいらなんかだと、立ち入るだけで緊張する、高級ギター・フロアへまっしぐら。
ずかずかとマーチンのフロアに入り、恐れ入るそぶりなどかけらも見せず。


高価なギターをじろじろじろじろ・わくわくわくわく(笑)


もちろん、あっという間に店員が飛んで来て、「何かお探しですか??」と言ってきます。


すると、店長が、「(にこにこいや、ギターを探しているのは彼なんですよ。」と一応は言ってくれますが(笑)

この瞬間を、すべて楽しもうとばかりに、店の一番目立つところに飾ってあるギターを、ビシッと指差して。



「(にこにこマーチンのD-45が弾きたいですね。あれがいいな。(試奏)お願いします。」


驚愕するおいら(爆笑)


マーチンのD-45って・・・マーチンの最高級モデル・・・

おいら、とても買えないよ・・・店長ってばっ!!


おいらの心の声なんか、店長にも、楽器屋の店員にも、聞こえません(笑)



店員さんは、軽く驚きつつも、マーチンのD-45を、用意してくれるわけです。



店長は、手元にギターが来ると、もはや、わくわくわくわくわくわく(以下略)


ちょっとは遠慮して弾くのかと思いきや、最初からトップ・ギアだぜ!

イングヴェイのフレーズを弾くわ弾くわ。
そして、楽しくてたまらないかのように、店員さんと楽器談義(笑)



店長「(にこにこいやあ、マーチンD-45は、憧れなんですよ。やっぱり、すべてのバランスが最高ですね。貝のインレイも最高に美しいし、ハーモニクスの音だけで感動的ですね!」

楽器屋の店員「でしょう? 12フレットのハーモニクスよりも、5フレットのハーモニクスを出してみてください。それだけで悶絶しますよ。」

店長「(にこにこひゃあ、すごい音だなあ~。D-45とニッパチは同じ系統の音ですね。Dー35はどうですか?」

楽器屋の店員「D-35はボディの構造が根本的に違うんですよ。これは高級木材が使えなくなったことと関係があるのですが、音の鳴り自体が、別物と考えていただいたほうがいいですね。」

店長「(にこにこD-35も弾かせて下さい。あれがいいかな。ハカランダを使用しているギターはここにはありますか?」

楽器屋の店員「新品はもう存在しないので、ヴィンテージものならありますよ。100万は軽く超えますが。」

店長「(にこにこ弾きたいですね。それからあそこの、D-42というのも気になります。」

楽器屋の店員「お目が高いですね(笑)弾き比べてみると、驚かれると思いますよ。マーチンのギターには、すべてのシリーズに、出したい音の、確固としたイメージがあるんですよ!」

店長「(にこにこそうなんですよね! いや、だからこそ、うんたらかんたら~」




これ、ガチだわ(爆笑)



でも、高級ギターに囲まれているのに、緊張することなく、楽しいんですけど・・・(笑)

大試奏大会は、始まったばかりなのでした。

続きは、こちらですよ~。