映画 「少女椿」(DVD) | バイオレッターの心も身体も軽やかに

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日々の生活での気づきや、出来事、スピリチュアル、感動、ワクワク、トキメキを綴っています。


TSUTAYAの店内でチラッと見て、

ちょっと気になって

レンタルしました。





知らなかったのですが

「少女椿」は丸尾末広原作の漫画で

1984年に青林堂より単行本化されて、

以来、マニア受けしている

伝説的な作品らしくて、

アニメ化もされているそうですが

こちらは実写版映画になります。




公開は2016年という事で

2年前の最近ですが

私は全く知りませんでした。

調べると全国で4館のみの

上映だったらしく、

そりゃ知らんわなと思いました。



“丸尾末広”というだけで

おヘンタイ物には

間違いないですが(笑)



おヘンタイ物の世界も

ちょっと覗いてみたくなったりします(笑)




正直、

かなりな「エロ・グロ」です、、。




物語は、、(ネタバレバレです)



昭和13年の話。

(映画では時代設定はない感じです)

父親に家出をされ、

病気の母親と二人暮らしをしていた

少女、みどりは生活の為に

夜の街中で折り紙の椿の花を

売っていた。



そんな薄幸のみどりに

山高帽を被った男に

「困ったことがあれば

いつでもおいで。」と声を掛けられ、、






帰宅すると

母親が亡くなっていて、

みどりはその男に世話になることに。



その男は

「赤猫座」という

見世物小屋の主だった。




みどりはそこで下働きを

することになる。






見世物小屋の芸人たちは

みどりを苛めては

喜んでいる。




そしてある日、

座長である主人が

新しい芸人を

雇い入れることになる。






ワンダー正光という男。


この男は手品を使って

口の小さな瓶の中に

出入りすることができる。




みどりは

ワンダー正光の不思議な芸に

魅せられ、



またワンダー正光も

みどりに恋をする。



ワンダー正光は

みどりに対する独占欲が強く、




他の男がみどりに

言い寄ると

虫けらの如く

殺してしまう。




みどりはワンダーが

座員の一人を殺すところを

見てしまい、

恐怖を感じるも

自分に優しくしてくれることもあり、

催眠術でみどりが両親との

楽しかった想い出の時代に

連れ戻してくれたりする事で

ワンダーから離れることはなかった。





そんな矢先に

赤猫座の主人が

愛人の若い座員の青年を捨てて

他の若い男と駆け落ちをしてしまい、、

(少年愛好家です。)



ワンダー正光は主人が持ち逃げした

現金と折り紙の椿をすり換え、、


座員たちにその現金を

分け与える。



そしてワンダー正光と

みどりは二人一緒に

赤猫座を離れることに、、



という流れですが、、



いやもう、、


かなりのエロ・グロものでした!




悪趣味、どヘンタイの世界ヘ(゜ο°;)ノ



ただ不思議な感覚で

後味にイヤ~な不快感は

残らないのですよ(笑)



うまく逃げ道を

作ってくれている感じはします。



人に存在する

「慾望」、

「悪」や「負」の想いを

エログロいもので表現している

ダークワールド炸裂ですが

その反面、

主人公のみどりちゃんが

生身の人間とは思えない、

人形かっ!?ちゅーくらい

眼が大きくて、

脚がすんごい細長いのです!(゜ロ゜)





まるで漫画です!


誰?この可愛い女の子は?



みどり役は

中村里砂。



検索してみると

なるほど納得しました。



彼女は

中村雅俊さんと五十嵐淳子さんの

お嬢さんだったのです!




五十嵐淳子さんの

全盛期を知っていますが

そりゃもう~

岡田奈々か五十嵐淳子か?ちゅーくらい

可愛かったです!



そっくりです(*^ー^)ノ♪




エロ・グロの世界を

可愛い過ぎる女の子や、

原色のキッチュなカラーの映像で

上手く中和されているのですね。





他にも興味深いキャストでした。



クレジットに

鳥居みゆきとあったのですが

彼女が出演している記憶がなく、、?

調べたら

みどりの母親役でした。



一瞬でしかも

死体役で真っ黒の顔を

していたので

全く気づきませんでした。



後から見直すと

鳥居みゆきでした。

見事な死体を演じていました!



赤猫座の座長が

男前だったのですが

この俳優さんが

中谷彰宏とありました。



中谷彰宏って、

自己啓発本をたくさん出している?


前から男前やなと思っていましたが

俳優業もされているんですね!



ビックリ(@_@;)



そして、

ワンダー正光役が

風間俊介さん。



恐らくは実年齢よりは

上のオジサン役ですが

いい味を出していました。



映画としては

物語の骨組みが弱く、雑な構成を

感じました。

なので映画だけでは

物語は理解できなかったです。



見世物小屋が舞台に

なっているものの、

座員たちの芸は殆ど

分からないし、

場面は舞台裏ばかりです。




評価はかなり低いのですが

見方によっては

アート色感じる

面白い作品だと思います。



個人的には

中身なしの

「ア〇リ」や

エロ・グロギャグ映画の

「ギャラ〇〇ー〇道」なんかより

ずっと見応えありましたけどね。




ただの「エロ・グロ」ものだけでは

片付けられない

人間が持つ心の闇の深さにも

考えさせられます。



例えば

みどりとワンダー正光の関係。



この二人は

ミュージカルの「オペラ座の怪人」の

ファントムとクリスティーヌに

似ています。




みどりは少女時代に父親と生き別れ、

父親をいつも探し求めていて、

自分の事を守ってくれる

ワンダーに父親を重ねている

ファザコン娘。



ワンダー正光は

原作では

小男で容姿にコンプレックスを

持っていて、

若くて美しいみどりを

自分のものにしたいという

強い独占欲や

人に対しては

催眠術で自由に操り、

自分の思うままにしようとする

エゴイスト。



二人は

負のエネルギーによって

惹かれ合う共依存の関係。




ユニークな映画だけど

お勧めできる人は

限定されますね~(/_;)/~~




日野日出志、楳図かずお、

こまわり君、寄生獣の漫画が大丈夫で

プラス

横尾忠則、高畠華宵が好みな方には

オススメ~♪って、



どんなんやねん~!(≧▽≦)



とにかく

エロ・グロ・キッチュ・レトロ

可愛い?ヘンテコリン映画には

間違いないです(/_;)/~~




私がプロデューサーなら

この「少女椿」をベースに

サイケデリック・ロック・

ミュージカルにするかな?

って、行きつくところは

結局はミュージカルなんか~い!!




妄想でキャストを考えています(≧▽≦)