「最高のポップ・アルバムとは何か?」
アルバム『A Hard Day's Night』は1960年代の英米音楽界が出したその一つの答えであると思う。
だからこそ、よく言われるところの「最高のロック・シンガー」は勿論のこと、「最高のポップ・シンガーは誰か?」との問いかけにもためらうことなく、僕は「ジョン・レノン」の名を挙げたい。
ビートルズの全アルバムの中でこれほど弾むような華やぎにあふれたアルバムが他にあるだろうか。美しいメロディに、キャッチーなフレーズ、永遠に繰り返していられそうな循環進行。50年代のアメリカン・ポップスが作り出した「ポップの方程式」を忠実に踏まえながらも更に新たな1ページを書き加えるのだという意欲と野心で一杯である。
そして、そのほとんど、何と13曲中10曲がジョン・レノンの手によるものなのである。後年のイメージからジョン・レノンというと何かと芸術家肌で哲学的、ポールこそがポップで音楽的というイメージがあるが、彼にも真っ直ぐにポップの頂点を目指し、勝利を収めた瞬間があったのである。
恋の素晴らしさ、切なさ、もどかしさ、更にはみっともなさを正面切って歌い上げられる自由こそがポップ・ソングを歌うことの喜びであると思うが、そこには必ず何らかの恥ずかしさや衒いがつきまとう。だが、そこを乗り越え、自分に訪れた一回限りの真なる感情をさらけ出し、今ここで生きているという実感を楽曲に込め、歌うことができたとき初めて、ありきたりではない本物の歌になるのだろう。
A Hard Day's Nightのジョン・レノンは誰にも書けないような詩を書いているわけではない。しかし、誰にも真似のできない歌を歌っている。
今更ながら本当に凄いヴォーカルだと思う。
僕はこのアルバムの曲が歌いたくてジョン・レノン役を始めた。彼に近づこうと努力してきた。そんな一ジョン・レノン・ファンの狂恋がいかなるものか、是非聴いて頂きたい。
アルバム『A Hard Day's Night』は1960年代の英米音楽界が出したその一つの答えであると思う。
だからこそ、よく言われるところの「最高のロック・シンガー」は勿論のこと、「最高のポップ・シンガーは誰か?」との問いかけにもためらうことなく、僕は「ジョン・レノン」の名を挙げたい。
ビートルズの全アルバムの中でこれほど弾むような華やぎにあふれたアルバムが他にあるだろうか。美しいメロディに、キャッチーなフレーズ、永遠に繰り返していられそうな循環進行。50年代のアメリカン・ポップスが作り出した「ポップの方程式」を忠実に踏まえながらも更に新たな1ページを書き加えるのだという意欲と野心で一杯である。
そして、そのほとんど、何と13曲中10曲がジョン・レノンの手によるものなのである。後年のイメージからジョン・レノンというと何かと芸術家肌で哲学的、ポールこそがポップで音楽的というイメージがあるが、彼にも真っ直ぐにポップの頂点を目指し、勝利を収めた瞬間があったのである。
恋の素晴らしさ、切なさ、もどかしさ、更にはみっともなさを正面切って歌い上げられる自由こそがポップ・ソングを歌うことの喜びであると思うが、そこには必ず何らかの恥ずかしさや衒いがつきまとう。だが、そこを乗り越え、自分に訪れた一回限りの真なる感情をさらけ出し、今ここで生きているという実感を楽曲に込め、歌うことができたとき初めて、ありきたりではない本物の歌になるのだろう。
A Hard Day's Nightのジョン・レノンは誰にも書けないような詩を書いているわけではない。しかし、誰にも真似のできない歌を歌っている。
今更ながら本当に凄いヴォーカルだと思う。
僕はこのアルバムの曲が歌いたくてジョン・レノン役を始めた。彼に近づこうと努力してきた。そんな一ジョン・レノン・ファンの狂恋がいかなるものか、是非聴いて頂きたい。