夏休みが明けた最初の日曜日、塾で月一ある外部模試と共にハイレベル模試と呼ばれるもう少し厳しいテストがありました。


確か、T高校の過去問だったと思います。


凄い難しくて、大変だった不安


あんまり気にしてない風でしたが、数学は、なんと


5点

→100点満点


流石にショックだった様です。


どうしよう、ママ、数学ヤバいかも。学校のテストは9割以上取れますが、所謂自校作成と言われる高校の数学は全く歯が立たない、女の子が陥る典型的なパターンでした。


塾の先生はなんか言ってた?


うーん、何も言われなかったけど、クラス落ちるかも。でも落ちて少し下のクラスでゆっくりやりたい。


そうだね、焦ると良くないね。


夏休み中は、楽しかった塾も、結果を求められる場所に変わって来始めました。でも、まだまだのんびりした気持ちでいられたのは、やはりお兄ちゃんの経験があったからかも知れません。あの時と同じセリフを言います。


娘ちゃん、今、5点でもさ、2/22日のさ、朝に仕上がってれば良いんだよ。その日の朝までに出来る様になれば良いの。今から出来てる人いるかも、だけど、ま、出来てなくても、試験までに仕上がれば、その人と同じ。


そっか。


これは、慰めでも何でも無く、本当のこと、つまりギリギリまで諦めなくて試験の日に力が出せれば良いだけ。今から合格点を取ることは素晴らしいけれども、そうじゃ無くても焦らない、私自身にも言い聞かせました。そして、かつて、お兄ちゃんが最後の一週間で見せた驚異的な伸びが、私の支えになりました。


学校公開の日、同じ塾で物知りのお母様にいきなり話しかけられました。


娘ちゃん、数学、5点だったみたいだね、でも、大丈夫。自校作成の数学は40点行けば他の科目と内申でカバーするから。


なるほど。ま、好意で言って下さってるのかも知れないけれども、


そもそも、娘ちゃんが5点って恐らく自分で言ったからなんだと思うが、私が逆の立場なら、何も言わないけどな知らんぷり


その時の方がよほど、ザワつきました💧 余計なお世話のお手本の様な出来事ですね指差し


気にしない、、と、言いながらも、やはり一桁の点数ってのはジワジワと来るみたいで、


数学が怖い

近づけない

勉強しないから余計出来ない


と言う負のループにハマって行ってしまっていたのですが、学校の数学は普通に取れていたので、何とか気持ちを落ち着けていたんだと思います。


学校のテストであんなに取れるんだから、過去問も怖くないよ。


でも、全然違うの。


そうだね、難しさが違うのかな。


そう、後、量。


のんびりしている娘ちゃんは、みんながカリカリ書き始めるシャーペンの音に焦りを感じてしまう、、とも言ってました。


時々、のそっと現れるお兄ちゃんが、


でもさ、そんなことでビビってたらさ、本番なんてもっとだよ。


うるさいっ。


その頃、娘ちゃんに取っては第一志望を逃したお兄ちゃんを少し下に見ていた感も手伝って、折角のアドバイスも耳に入らない様子でした。後になって偉大さを噛み締める時が来るのですが。


5点の後も低空飛行は終わらず、最後の過去問まで50点を超えないで終わるのですが、彼女にとって数学と向き合う、長い長い旅は始まったばかりでした。


続きます。