昨年は、息子の高校受験で、都内の高校を幾つか訪問する機会がありました。義務教育から外れる教育とは、それぞれなのだなぁ、と、思いました。例え都立高校であってもそれぞれのカラーがあります。先生達が考えた教育をしているんだなぁ、と、思うのでした。



カナダの日本人の方は、教育委員会にパラリンピック教育をアピールし、日本のパラリンピックに向けての小学校、中学校のパラリンピック啓蒙教育活動を導入した方。私の子供もそんな事やってたな〜、凄い、あれを!


落ち着いた話し方や、強い信念を持った佇まいから相当なオーラを感じました。しばらく話したのち、


はなさんが、中高生の保護者の目線を持ってる事はとても貴重だと思いました。幾つか、この前の面接でロンドンから確認事項が来てるので私が代わりに聞きますね。


開始出来る時期、それと、えーっと、これはなんかちょっと、間違いと言うか、私が聞いていた話ではないので違うかも知れませんが、ロンドンの研修には来ることが出来ますか。


開始は、今の派遣契約が終わる10月、ロンドン研修は聞いてます、三日間、今のお仕事休んでシルバーウィークの辺りならば。


えっ、ロンドンに来るんですか?


はい。


その人は、そんな話は初耳だったようで、そこから少し様子が変わりました。


はなさんには、日本の高校がどのくらいタブレット導入が進んでいるか、無くても提供講座をどうやってするのか、などの様なことを注力して頂きたい、と、思ってます。


なんか、ロンドンの人が言ってる話と違うな〜。恐らくその人は、コンサルタントとしてパラリンピックの導入方法で同じ様にやるから大丈夫、と、言ってるのかな。


でも、それは全く当てはまらないと、私は思っていました。


まず、売り込むのは高校。教育委員会の指導の下にある義務教育の中学以下では無い。


コンテンツがパラリンピック教育と言う道徳授業などでは必須に適する内容に、対して、今回は、金融リテラシーと言う先生方にもイメージが湧きにくい内容、な、上に忙しい高校生に必須な教育内容と言えない。


でも彼女は、、同じ様に回せば良い、コネもある、と言ってるのかな。


ロンドンは日本の様子などはこのコンサルタントの人に頼るつもりと言ってたから、中々難しそうだよな、と、感じた。しかも、私はロンドンに行って導入方法や、働きかける先、所謂始まりから一緒にマーケティングの人とやらせて貰えるって聞いたけどな。


なんとなく今は主張すると落とされると感じたけど、やんわりと、その方のやり方が果たしてパラリンピックの時みたいに一発で浸透するものか、お尋ねした。


大丈夫だと思いますよ。


少し不機嫌になった顔で返答が来た雰囲気に、あー、二次面接落ちたな〜、と、感じました。


でも良い、あの人のカナダからの指示で、イマイチな動きを日本で手足になって、、と言われるのならば、違うしな、と、どこかに思いつつ、


ロンドンの人達と一緒に立ち上げからやる、が、通ったら凄くやりがいあったのになぁ。と、思いました。


落ちたな、、と、思っていた通り次の面接の連絡は二週間後くらいに来ました。その間、プログラムディレクターが転んで怪我などをして選考が止まったのもあったのですが、カナダの面接の感触が悪かったのも一因だろうな、と、思いました。


三次面接。夏休みの連休明けに予定されましたが、私は一次面接の後ほどの気持ちは無くなってしまってました。受かっても、あのカナダにいる日本人と意見を擦り合わせるのは難しそう。強い成功例を持ってる人と、私の考え、前者がアピールするに決まってるしな〜。


そんな事を思いながら、また、日経カンファレンスセンターでスマホで三次面接に臨みました。


続きます。