つい二週間前に、社内のニュースメールで私の職場のグループ→金融コングロマリットです。が、とある都内女子高に金融リテラシー教育講座を提供します!と、アナウンスが流れて来た。


私は結局、イギリスの仕事を最終的にお断りする事なるきっかけになるニュースでもあった。


話しは逸れましたが、、


スマホの向こうに出て来たプログラムディレクターのイギリス人女性二人。美しいイギリス英語での面接はとても有意義なものだった。


特に面接に向けて準備していたわけでは無かったけど、やりたい仕事の面接ってのは準備する必要は無いのねー、、と思うくらい喋ることが出来た。


◯来年から始まる政府の施策に乗っかる事は良いタイミング。

◯日本の大学生は、ほとんどが親がローンを組んだりして学費をやりくりする事

◯金融リテラシー教育により学費の重さや、経済的自立を高校生に教える意義

◯一方で、一部の私立大学の3割は学生自らがローンを組んでいると言うニュースを見たことがある。でも、使えるローンの種類や返済方法は決してバラエティに飛ぶものではなく、民間がもっとサービスを多様化すべきであること。


などなど。また、日本の高校生は忙しいこと。無償だからと言って、nice to haveな授業が果たして忙しい高校の授業時程の中で組み込めるものなのか。また、高校は基本私立も多く存在するので、教育委員会に働きかけたりすることで一律にプログラムを導入して貰える訳では無いこと。ある意味、普通に個々の高校に営業で売り込むしかないと思うこと。


貴方の意見や考えは良く分かったわ。是非ロンドンに来て、こちらのマーケティングチームと協働して、どうやったら日本の高校にアピールするか考えて欲しい。貴方が全て決めて、必要なものを言ってくれればこちらがバックアップするから。


提供するプログラムの質はもちろんですが、やはり知名度が無いと日本の高校は受け入れてくれないと思います。


そうね、それについては、日本で知られていないことは分かってるから、まだ、この段階では言えないけど日本の有名なスポンサーが付くから。イギリスでは、王室や有名企業がスポンサーになってるから、貴方がそれを説明して行けば良い。


早口のイギリス英語だけど、一番聞き取りやすく、やはり発音が全てなのだなぁ、、と、ディレクターの英語に聞き惚れてしまった。


次はカナダにいる日本人の方と、日本語で面接して。貴方の日本人としての資質を見てもらうことになっているから。次の面談も頑張って。また、話せることを楽しみにしているから。


短い面談だったけど、とても楽しく充実したものだった。


次は日本人か〜、ある意味、そっちの方が難しいだろうな。何となくそんな気がした。


程なくして、エージェントの方から、カナダとの面談が設定されて、日本人の方との二次面接に臨むことになった。


夜の7時から。自宅のパソコンからするには充分な時間があったのに、何故か、何度も電車を乗り過ごしてしまいえーん家に着いたのは、、6:45、、ドタバタと旦那さんの書斎からパソコンに向かい面談に臨んだ。


二次面接の人は日本にパラリンピック教育プログラムを導入した人で、そのイギリス団体にコンサルタントとして関わっている人だった。


続きます。