都内の公立中学から、高校受験をした記録です。教育観、育児観の違う方が読んで下さると不快な気持ちになる可能性もあるかも知れません。まま、に、記録して行くので、それでも、よろしければ、、の方、読んで下さい〜。

















本人の予測通り、本命校は不合格でした。皮肉にも同時期、その学校の先生が逮捕されると言うニュースが流れて、校内の雰囲気は、かなりの昭和風なのかな、と言う記事を目にします。コロナ対策とは言え、雪風が入って来る窓を、せめて試験中だけ閉めてくれても良いのに、、とか、寒くて震えている子にコートを脱ぎなさい、と言ったり、これまたどんだけ上から目線、と、言われてしまいますが、負け惜しみと聞こえるかも知れませんが、不思議とどこかで、ホッとしている私がいました。

本人は、落ち込んでいましたが、その暇はありません。気持ちは都立に向かっていました。もちろん、そこで合格していたら受験は終わったし、

終わらせる

ことも全然おかしくない事なのですが、本人が決めたこと。そして、ここで終了にしたら恐らくずっと後悔するかもね、、と、応援することにしました。泣いても笑っても、後一週間。
 
受ける高校、持っている内申によりますが、副教科で内申点を稼げて無い息子君は、理科社会は80点を超えないと厳しい、と、塾の先生に言われていました。

今回の受験で本当に助けられたのはYouTube。色んな先生が問題の解説動画を出しています。特に暗記だけすれば良い社会と違って、理科は理解しないといけません。

YouTubeを見て、解説を聞く。リビングでやらせていたのですが、凄い集中力でした。物理の範囲などは計算も入るし、側から聞いてても、マジイミフひらめき

いや、内容が実は何だかってのは、イマイチ分からないけど、解いてみる。合ってたわ。そう、根本から理解する時間はありません。脊髄反射的にやるしかない。

そんな感じの事を繰り返し、社会は、広すぎてどうしようも無いのと、割と学校の試験勉強でしっかりギリギリまでやっていたのもあり、これをやると差が出る問題集、と言うのだけすることに決めたらしく、試験前々日まで過去問を解きませんでした。

前の日、理社は、過去問を9割を叩き出しました。国語の作文の模範回答パターンを丸暗記、作図のプリントも一周。社会の一問一答をトイレに行く時も持ち込んで読んでました。

なんかさ、この勢いが冬休みに出てたら、アナタ、絶対本命、行けてたと思うよ立ち上がる

得意科目の英語なども含めて、私立対策の合間に気分転換に三教科の過去問を解く、というのもアリだったのかもとは思いますが、当時は、第一志望を落ちた対策と言うイメージ💧になってしまうのか鬼門な感じでした。。

都立高校は、最後に受ける高校。安全校を含めて本番の試験も模試の様になっていたのかも知れません。塾の先生が言っていた、共通テストの理社は、落ちてからでも間に合います、と言うのはこう言う事なのか。酸素の薄い高山でトレーニングして、平地に降りてくる的な。

俺さ、意外と理科、好きかも。今まで嫌いだったけど。

中3の夏から高校受験を私立第一志望にしたからって、理科をずっと捨てて良い訳じゃないからね〜。苦手意識をこの一週間で克服したのならば、それだけでも凄いこと。

今日は、送ってくれなくて良い。友達と行ってくる。

駅まで送って高架線を見上げると、その子と二人でホームに立って電車を待っているか姿が見えました。

続きます。