都内の公立中学から、高校受験をした記録です。教育観、育児観の違う方が読んで下さると不快な気持ちになる可能性もあるかも知れません。まま、に、記録して行くので、それでも、よろしければ、、の方、読んで下さい〜。
朝から疲労困憊したのか、夕方になっても起きて来ません。あの寒さ具合から、発熱したら、、と心配しましたが、おでこを触ると平熱。私の気配に気が付いて寄って来ました。反抗期真っ盛りだけど、こう言う時は、まだまだ子供。
頭を撫でながら、
気分悪くない?熱は無さそうだよ。
コクリ。
疲れたね、でも凄い良く寝てたから、そろそろ起きようか。夜に寝れなくなるし。
コクリ。
ママ、考えたんだけど。O先生、今日夜10時までいるって。発表は、明後日でさ、まだ合否出てないけどさ、あの学校には、まぐれ合格は無いし、息子ちゃんが過去問解いたりしてるから一番手応え分かるよね、ダメなんだって思ったら、残念だけど、その可能性高いね。
コクリ。
この学校落ちたら、都立受けるって言ってたけど、どうする?もし、受けるならさ、理社、今日から始めたって良いんだよ、ご飯、食べたら夜、O先生と作戦会議するのに行って来たら?多分、問題集とかも全部用意してくれてるから、明日の朝から、都立高校対策始められるよ。この後の受験校は、安全校だし、どうせもう、それに向けて勉強はしないよね?
コクリ。
→全部布団に顔埋めてます、そりゃそうだよね、ここまで頑張って来たんだもん。。。
私立K高校落ちても、恥ずかしいなんてことは無いし、ここから一週間強で、理社をゼロからやって都立K高校受かったら、そっちの方がカッコ良かったりして。
お腹空いた。
→これは、彼が何かしらの前向きな気持ちになった時に出る言葉。
お雑煮、出来てるよ!
え、お正月じゃないのにお雑煮?
だって大好物じゃん。鶏ガラから出汁とった本格的なやつっ。シャワー浴びて起きておいで。
キッチンで準備してると、シャワーの音が聞こえて来ました。
ここで私立受験で終わらせるのが、普通のやり方です。実際、安全校でも充分良い学校。ただ、ここで本来の彼の目標に挑戦しなかったら、一生後悔するのと、残りの安全校受験のモチベーション維持にも、
ニンジン
が必要だと考えました。
それは、
カッコいい俺、と言うプライド。
塾の先生に電話すると、えっ、まだ、発表前じゃないですか、分かりませんよ、息子君か出来なかったのならば、みんなも、出来て無いでしょう。
分かります。でも、発表を待つまで二日、残りの安全校対策よりは、そもそも、私立受験に、路線変更した時点で理社捨ててしまってるけど、高校で再開する訳ですから、このアツの下で、中学三年間総復習も悪く無いと思って。凄い集中力でやると思います。今ならば
分かりました。息子君に、待ってる、と、伝えて下さい。都立K高校受験の準備しておきます。
夜に塾から帰宅した息子君は、O先生から、試験日当日にクリアしなければいけない5科の目標点数、理社の問題集、そして、都立共通テストにしか出ない数学の作図のプリントなど、たんまり貰って帰って来ました。
翌朝、とりあえずノー勉で理社やってみたら。意外にも5-6割取れました。ここから、合格圏内に行くには内申点の低い彼は、5科を8-9割に持って行かないといけません。
学校で、共通テスト過去問やったけど英語と数学は、絶対9割は取る。英語は満点取る。その分、理社のカバーに回す。
ただ、高校によっては科目毎に足切り点があるかも知れません。だから、理社は死ぬ気でやらなくてはいけない。
一日明けて、安全校の受験が三日連続であります。午前、受験しながらの、都立共通テスト理社対策。
そう、あの、一番面倒臭いコース突入なのね。
やー、そんな気もしてたんだよなぁ