11月に入りましたね~。
暑かったのに次の日は寒いみたいな。
秋がなくなってしまいましたね、、、。
季節を感じるのは、自分の食欲と秋の食材くらいでしょうかね。
11月になって、受験勉強もそろそろ『焦り』がでてくる頃でしょうか。
中学受験組は、この時期は志望校別模試が。
高校受験組は、この時期から追い込みが。
大学受験組は、共通一次対策が。
ここからは、体力勝負なので本当に風邪対策は十分すぎるくらいしたほうが良いかなと思います。栄養のあるものをしっかり食べ、しっかり睡眠も取る。勉強は習慣化が全てですので、それがうまくいかなければ、ゲームをし続けたり、テレビを見続けたり。休憩という名の逃避が増えます。30年前は今のような考え方もありませんし、ツールもなかったので、集中が切れるまでやり続けるのが普通なのではなかったのかなとも思います。結果、睡眠を削るというわけのわかんない状況になります。娘の時はそこは反面教師として結構意識して時間管理については調整しました。
中学受験時は、私の方でエクセルで入試日までの学習量を逆算し、月の学習予定→週予定→日の予定として落とし込みました。また適宜修正をいれてました。学習量だけを見ると本当に時間がいくらあっても足りないですし、計画は正直簡単に破綻します。
なぜなら計画に生活時間がないためです。学習時間のみの計画はだいたい失敗します。そこを意識しないと生活時間は簡単に学習時間を奪います。でも、生活時間を調整時間としても組み込むと学習計画が崩れないようになります。当時娘に渡していた計画表は、生活時間の予定もいれていました。
塾無し家庭学習のみ受験者のポイントは、どこまで一日を意識して学習できるかなんですね。よく計画倒れになるパターンというのは、風呂・ご飯・トイレ・休憩・ゲーム・睡眠入れずに学習量のみってやつです。そこを抜いた一日の時間なんて思っている以上に少ないんです。まして、小学校に行く時間もありますのでね。宿題をやる時間もあります。勉強できる時間なんて僅かなんです。
当時はじめにやったのは、彼女の各行動を普段通りの方法で2週間ほど記録を取り、どこにどれだけの時間を要しているのかをそれこそ何分何秒まで確認したことでした。そこから逆算して学習量と学習できる時間を調整した感じです。睡眠時間は必ず確保しました。ちなみに彼女が学習に使えた時間は平日4時間36分12秒でした。細か、、、笑。
ちなみに渡した予定表は、その時間が来たらやるではなく、タスクとしてあってそれをこなしたら消す方式です。そのタスクに普通に食事もトイレも風呂も書いてあります。終わって消せば達成感ですし、トイレや風呂もタスクですから消さないタスクの日がない日はありません。
娘には、当時の学習計画の立て方については見せていたので、それは彼女なりにアレンジし大学受験でも普通に使用できていました。まあ大学受験の分量は数ヶ月でどうにかなるものではないのでね。都度修正は必要ですが、彼女の環境が彼女の目指していた先輩の学習量で予測ができたのでそれに合わせて色々設定していったようです。ここは学校の環境ですかね。
失敗するのは学習計画を立てるだけの場合です。
学習計画を立てるのは実は簡単なんです。しかも、そこには『合格』の予兆も感じ、夢と希望に溢れてます。しかも、その計画する時間は長い方だと一週間とかけます。でも、それを運用したとき簡単に破綻するのは、破綻するだけの理由があるということです。そして、その計画にかけた時間は無駄に終わります。意外に一冊を終える予定というのを早く設定しますが、だいたい終わりません。そこは、期待と希望と夢が絡んだ結果です。そもそも勉強は積み上げですから。
計画を都度修正していくのは、その時ごとに全体計画を見直すのではなく、自分の状況に合わせて足したり引いたりするということです。やらないと進みません。計画しただけでは何もやっていないのと同じです。むしろ、無計画で問題集をやっている子の方が合格可能性は高くなります。やったかやってないかです。タスク型にしたので、娘は次の日の問題も時間が余っていれば行っていましたし、その日に終わらなければ別日に行うなどの調整をその時に学んでいました。大事なのは、親の計画ではないので子供が今後に使えるようになるまで落とし込むことです。実は、その方式は中高一貫の学習量対策で入学後にも活きます。膨大ですからね。なので、彼女の中高一貫時代で課題未提出であったり、テスト対策であったりというのは自分で調整していたので特に困った様子はなかったですね。
目標は合格であることは間違いないと思いますが、計画しただけではそこには届きませんよということです。筋トレと一緒です。計画は確かに時間割を作ることもあってもいいかもしれませんが、意外にそれはうまくいかないこともあるのかなと思います。勉強は本来孤独なんです。まずはそこです。

