国の進める施策と実際の日本社会の仕組みが合っていない。結局働き方改革ができるのは、個人レベルぐらいです。教員でいうと月に一回『定時帰宅』が出てきました。しかし、仕事量は減ったわけでもなく何も変更はない。後で苦しむ時間が増えるので、みなどうするかというと、タイムカードを17時にきって仕事を普段通り続けるということをします。タダ働きですね。ちなみにこれはお役所も把握しています。でも、見て見ぬ振りをするのは、仕事量に変化がない以上『無理だから』ですね。給料も減らせますし。お役所にとっては好都合なわけですよ。
役所側は、仕事量削減という名目でドンドン電子化を勧めていますが、学校はアナログ要素が強く、デジタルに置き換えていくとするとかなりお役所に動いて貰う必要があります。しかし、実際に動作しているものは程度の低いもので何をどうしたらこれが働き方改革につながるのか教えてほしいと思うくらいの程度のもの。
日本全国一律で基準をだしてその中で県独自のものを出せばいいのにといつも思う。現在私が努めている県で使用しているものは、結局手書きを手入力に置き換えただけのものです。その程度です。働き方改革を本当にやりたいのであれば、置き換え程度で『働き方改革対策終了』とはならないでしょ?定時に帰れと言いながら仕事量は何も変わらないわけです。むしろ雑務が増えています。「そこに気づけよ。現場に来てみてみろよ。」と言いたい。無駄が多すぎるんですよ。
学校集金もそうです。経理の方を学校に導入すればいいだけです。どうして校務分掌で役があるの?校務分掌も外注できるものはドンドン外注にしてほしい。ほんとうに働き方改革をやるならそこなのではないですか?
金をあまりかけずに世間体で『働き方改革を進めています』と言っているだけ。何も変わらないし無駄に税金を使っているだけ。仕事の分散が必要なんですよ。校務分掌上の外注できる分野を切り離してほしい。机や椅子の数?情報機器管理?給食費?外注できるんじゃないです?8時間で終わらない仕事量があって、それに対して仕事時間減らせよとくる。ブラックでしょ。教員としての仕事は経験が上がればそれなりに作業は早くなります。しかし、本来教員がやるべき仕事なのかわからない程度のことは人を入れろよと思う。