僕の妻と結婚してください | なんとかなるもんだ

なんとかなるもんだ

2013年:膀胱癌再発
2016年:ブルガダ症候群、身体障害者手帳取得。
2017年:てんかん、右目緑内障
2018年:腎盂、右腎嚢胞
2019年:右目白内障、右多房性腎嚢胞
2021年12月膀胱がん完治
2022年左目緑内障
2023年膀胱内に変異箇所あり経過観察

妻2019:乳癌

気になっていたけど、なかなか読めなかった(読む気にならなかった)本を読んだ。
最近、身体が少々きついなって時間が増え横になることがでてきた。その時間で。読んでみた。

樋口卓治『ボクの妻と結婚してください。』


続きの
『続・ボクの妻と結婚してください。』

織田裕二と吉田羊の映画も観たんだよ。
なんかさ。
夫婦ってなんなんだろうって。
家族ってなんなんだろうって。

妻や子を置いて旅立つ気持ちかぁ。
考えたくなかった。けど、ここ数年で強制的に考えることになってた。

『続・僕の、、』を読んだのは、その後を知りたくなって。
かなり複雑な思いで読んだんですよ。
まぁ、結局は設定時期がね。
発展したかどうかすらわかんねー期間だからさ。続々編とか。気になる、、笑。

結婚すると夫婦になり。
夫と妻になる。
子供ができると
父と母になる。
離婚すれば他人になる。

この本を読んでて、主人公の考え方に共感するところは少しあったけど、違和感は半端なく感じました。
それは、なんつーか。お前の自己満やろと。
それは、夫がやることなんやろかと。
自分が居なくなったあとのことを誰かに託すなんてちょいわからん。
妻や子はモノやない。
妻が再婚を望むならすれば、妻が決めて結婚すればいいわけでね。妻の人生や。お前の人生やないやろと。

結婚も夫婦ってそもそも他人からスタートしてるわけですから、考え方や価値観は違う。でも、理解しながら歩み寄って家庭を作り上げていくわけですよ。どちらかの一方の歩み寄りだけでうまくなんかいかないと思う。

じゃあ俺はどうなん?って話ですが。
妻には聞けねー。ガクガクブルブル。
あっ中年夫婦ですから。
色々とね。
早めの更年期障害とか。
俺の病気とか。
今までの当たり前が無くなったり、少なくなったり。増やしたり。
過渡期なんだと思う。
他の方のアラフォージャンルブログで四十代夫婦の熱い内容を見ると、ほんまか?とびっくりさせられる。いいなとも思う。笑

病気はたしかにそれまでの『あたりまえ』を壊すものではあるけれど、あたりまえって意外に壊されるまでわからんのよ。
でも、これまでを振り返って沈み続けるのか、そっから別の道探すのかは自分たちで探していけるわけですし。

最近、ブログを通して色々な方の心の葛藤とか日常とか見ることが多いのですけど、色々あるなって。
とある方のてんかんの方のブログを読んでて、まだ若いのにてんかんに向き合って主婦もやって小さい子供さん四人も育てて。
ほんとすげー方だなと思う。
一文字がすごく重い。
けど、吐き出したい気持ちすごくわかる。
やらなきゃやってられない。
また漫画だけど
『モーニング』って雑誌のドラマにもなった『コウノドリ』のテーマが
てんかんもつ人の妊娠なんだよね。
これを機に社会の理解がすすむことを願うし、ブログを通じて繋がった方のなかには、同じ状況でがんばっておられるかたもいる。改めて、女性って強いなって思う。
以前神経内科の主治医に確認したことを思い出した。『身体障害者手帳以外に精神障害者手帳(てんかん)を取得したほうがよいかどうか?』
そのときに医師は『取得したあとに、あなたの戦う相手が社会偏見になってしまうよ。身体障害者手帳があればいいでしょ。』これが、社会偏見の認識そのものだと思う。医師ですらそれを思ってるわけだよ。少しでも変わっていけばいいなと思う。

最近、急にいいね(≧∇≦)bが増えたのだけど、病気ブログには、必ずヒーリングや釣りの方のいいねが入ってくるらしいとある方が教えてくれた。見たら、、あった。
ほんまなんや。
個人的にブログは、言えないことの吐き出しと、備忘録なので、同じ職業、同じ悩みの方たちとつながって吐き出せればあとはどーでも。

ちなみに。どーでもいいネタですが。知り合いの先輩教員、教員辞めてヒーラーになったんだよ。病気を聞きつけたのか、わざわざフェイスブックで。一回5000円で。遠隔で。振り込んだらすぐに気を送るよ。
え?無理無理。払うなら5000円でうまいもん家族で食べるよ。

釣りだなってブログは読んでると矛盾がちらほら出てくるので、その段階で読むのを解除すりゃいいからわかるまでは、つながってる感じかなぁ。

仕事って自分の居場所作りって捉え方もあると思うのです。それで救われてる場合もある。同じで、ブログは顔を知らない住んでるとこも知らない同士程度でのゆるい居場所づくりな感じでしょーか。だから妻や子、友人に言えないことも書いておける。
職場で、ブラックだブラックだ!なんて言えないですからね。しっかり、先生やるしかない。笑