と言う本を読んでいる。
こんなタイトルの本目が釘付けになっちゃったよ。
私はお弁当の時間はトラウマになった事はない。
が、このお話に出てくるレベルで最悪なお弁当だった。
母は朝が弱いから、お弁当と聞くと鳥肌もんだった。
小学生の時は給食で、たまにお弁当の時がある。
その時は丸いおにぎり6個だけ。
6個は多いんだけど全くおかずがなかった。
全部に違う物が入っていた記憶もなく、
多分お醤油ご飯に海苔が巻いてあり、
ホイルで包んであるだけだったような。。。
おにぎり大好物だったから大喜び。
その点祖母は、私が学校から帰ると、
自分は仕事で不在なのだが、台形の珍しい形をしたおにぎりを作っておいてくれた。
中には焼き鮭やたらこなんかが入っていて、毎日楽しみだった。
母はそれを見て、夕飯前にこんなもん食べさせて
と怒っていたな。
もう一度言うが、太っていたから、このおやつおにぎりも
夕飯も全部食べちゃってたもんね
朝ごはんなんて酷いもんで、ねこまんま
とか、ご飯にバターと醤油をぶっかけて丼にしたものや
カップラーメンだった。
デブだった私はバターご飯が大好きだった。
が、朝ごはんは不満が多かった為、担任に毎朝カップラーメンを食べていると言い付け、
連絡帳に母に対して先生からお達しが来るのだ🤣
「毎朝カップラーメンを食べさせてないじゃないの!なんでそういう事よそで言うの🥵🤬」
と激怒。それでも改善されなかったっけ。
子供の頃は若白髪が多かった。
多分栄養が偏っていたんだろう。
が、一応母は料理が得意で、夜ご飯はきちんとしたものが出て来たものだ。
中学から高校までお弁当だ。
お弁当を開けると白いご飯に焼き鳥一本斜めに入っているだけ。
ある日はそれが冷凍ハンバーグに変わっただけ。
皆が私のお弁当を開ける度に爆笑されるのが嬉しくて
「ヤバくね?!」と一緒になって馬鹿にしていた🤣
くらぁぁぁい子は一人で蓋でひた隠しにお弁当を食べている子がいた。
その子のお弁当なんて自慢して見せびらかしたくなるようなお弁当だったのに。
何でだろ?
中高では「福屋のパン」と言うパン屋さんが学校に売りに来ていた。
ここのジャガイモが丸々入ったパンが好物だった。
母が大嫌いでお弁当もまずいので
嫌がらせに手を付けないでお弁当を持ち帰り、
母の目の前で捨ててやったんだ。
共稼ぎが多く、お弁当を持って来てない子が多かった。
彼女達は福屋のパンや、コンビニで買い食いしている子が羨ましくて
真似して私も買い食いしていた。
母のママ友達に会うと、決まって
「ママのお弁当は焼き鳥が一本しか入っていない」
と言い触らし、母に恥をかかせて、「たった一回じゃないの!」
と言う母。
ママ友達は大爆笑。
だから毎回言い続けた。
父の仕事仲間の会社でバイトした時もその話を披露し、
女社長が涙を流して笑っており、
社長が「聞いたわよ!」
父にその話をし、父も食卓で、母にその話をしたら
バイト先にまでそんな話をしたとずっと激怒していた。
死ぬほど厳しくするならやる事やってから言えってんだ。
悪い事したなぁとも未だに思わない私。
ホモダチは学生時代非常階段で一人でお弁当を食べていたエピソードを聞いて
引きつけを起こす程爆笑し、目から火花が出る程頭を叩かれた。
きっと同情して欲しかったんだろうけど
一人で食べている絵が想像したら笑いが止まらなかった。
そんな私は悪魔でしょうか。
大人になってから私はお弁当の為に作り置きをし、
残りを食事として食べ、食事の管理をし、
子供の頃大したお弁当を食べた事が無い私へのインナーチャイルドと向き合うのだった。
会社で楽しみはお昼位でしょ~。だから楽しみのお弁当を作りたいんだ。
毎回外食は嫌だし。
やっぱり私は狼に育てられたんだろうかね🤣