父と仲の悪い父の妹(叔母)にも久々に連絡を取った。
この時にとても助けてくれた。
一度だけお見舞いに行くからと言ってくれた。
私はもう病院へは行かないつもりだったが、
病院から今夜が山のような連絡があった。
今すぐ電車に飛び乗れば最終で病院に着ける。
ズンバ(ダンスレッスン)帰りで汗だくでヘトヘトに疲れていたのに
その足ですぐ病院に向かう。
最寄りの駅からタクシーに乗ろうにも最終に乗って帰ってきた人達で長蛇の列。
2時間以上掛かり、素面で乗り切れないと思い
ワインやおつまみを買い込みやっと病院に到着。
たった二日で容体が激変している。
父は息がかなり苦しそう。もう口がきけなくなっていた。
看護師さん達に、待合室のベンチで寝ても構いませんよ、
と言われ、とりあえず父の傍にいた。
手を握るとほぼ握り返せないが微妙に握り返しているようだ。
見納めのように凄い目力で私をじっと見ている。
父に最近の私の事を話して聞かせた。
「超一流企業ばかりで働いている事。
何故かすぐ首になる事。
英語がペラペラになった事(これは嘘)
凄くない?パパ安心してよ。」と。
両親が水着で仲睦まじく写っている写真等を数枚写メしてきた。
それを父に見せた。
携帯に穴が開くほど見ている。
1時間位するとワインのボトルをラッパ飲み。
看護師さんに何度か「大丈夫ですか?」
と声を掛けられ、酒臭かったんじゃないかなぁ。。。
病院に着いて暫くすると嵐になった。
後から叔母が言っていたが、祖母も死ぬ間際に嵐だったそう。
今生に未練のある人は死ぬ前にあっちに行きたくない!
とごねているんじゃないかと思うそうだ。
(無宗教です)
途中何度か病院の待合室のベンチで仮眠を取る。
私は父が大嫌いで、受け付けなくて手を握る事も目を見て話す事も出来なかった。
でも最期過ごした時間は数日だったけど、20年にも匹敵する時間だった。
「パパ大好きだよ。有難う」
そう言って差し上げてとお姉様友達に助言を頂き、その通り言って良かったぁ!
朝になり叔母が病院へ到着。
「私の顔見てギョッとした顔したわよ。私の顔なんて見たくないんじゃない?」
なんて言いながらも寂しそうだった。
続く