母が亡くなって暫くしてから。。。

 

当時私はアパレルで販売員のバイトと、普通の仕事と掛け持ちをしていた。

ある時見掛けた事のあるお客様が

「私の(息子の)お嫁さんにプレゼントを探しているの」

との事で、お勧めしたものをお買い求め下さった。

 

誰だっけ。。。誰だっけ。。。絶対知ってる。絶対知ってる。

お財布を褒めてみる。少し時間を稼げた。

ああ。。もうネタがない。余りお引止めしても。。。

もう時間切れだ!その瞬間口から自然に出てきた。

「〇〇〇〇子(母の名前)ご存知ですか?」

 

 

 

「あら!〇〇ちゃん!!!(私の名前)」

 

母の葬儀の時に弔辞を読んで下さったおばちゃまだったのだ。

 

人が死ぬと不思議な事が起こるもんだ。

 

母は寄宿学校育ち。このおばちゃまはルームメイトで親友だったそう。

寄宿生とは、家族以上に絆が深いんだ。

一緒に母とヨーロッパ旅行、留学もしたというのだ。

なのに何故私は会った事がなかったんだろう。

 

おばちゃまの方が母より早く結婚、出産をしていた。

その後母が電撃的に父と結婚する事に。

「私が多分ママが取られちゃうと思ってヤキモチ妬いたのね。反対したらご縁がね。。。」

 

やっぱり父は最初から周りが反対するような人格だったんだ!!!

私立の繋がりは怖いもんで、自分の学校以外にも友達の友達、

親同士が同級生だったりして繋がっている。

私もまた父と同級生だった方の息子と友達なんてざらにある。

だから噂なんかも入ってくるんでしょう。

 

その後母は同級生達とは10年に一度位しか会わせてもらえなくなったし、

ずっとおばちゃまは母の事を思い続け、

色んな後悔もあり、悲しんでらした。

 

「じゃ、私がおばちゃまの親友になってあげるね♪」

 

 

今ではおいさんとおばちゃまと私の定例食事会になっている。

おばちゃまは、私にもおばちゃまと母のような親友がいてくれてとても嬉しいとの事。

 

 

母がこういう風に仕向けた気がしてならない。