日系企業も結構好きだ。新卒から定年まで働いている方が多いので、

危機感が無い感じと、良い人が多い、会社のカラーがある感じ。

 

新しく出来た組織で、海外との取引が多くなる為、英語の出来る人がいいとの事。

D社の次にこのN社に来たので、D社出身て事でニュースになっていたらしい。

たった4ヶ月位しか働いてなかったからD社出身て自覚内無いけど。。。

 

面談の時には7人も面接する人がいて、担当役員は登場しないんだが、「癖のある人でも大丈夫ですか?」「時間通りに来ない人をどう誘導しますか?」「今まで秘書を使った経験の無い方でも大丈夫ですか?」

って聞けば聞くほど不安になる質問が。。。

でも天下のN社だから入ってみる事にした。

 

本部長は確かに癖のある人かもしれないけど、私は嫌いじゃなかった。

会議の時間に遅れるし、出社は14時以降だったりするけど。

会議の時間過ぎて、「お時間ですよ」と携帯にメールをするとタバコの写真が送られてきたり

睡眠障害のようで、朝の5時に「眠れません」てメールして来たり。

スケジュールには長時間ブロックしてあって「眠剤」って怖い事が書いてあった。

でも別に私は私のタスクをこなしていれば良いから問題なかった。

それより会社の習慣が興味深かった。

 

経理や総務って一社に一つ存在するものだと思っていたけど、部署ごとに経理や総務があって、

業務が細分化されている。

なので、私の仕事って本当にスケジュール調整のみで、経費の精算もしなくて良かったので、とても暇だった。

こんな仕事でお給料貰えるの?!と驚愕する事もしばしば。

 

二人係で電気のスイッチの所、定規で何か測っている。このスイッチを押すと、どこが電気が点くかテプラを貼る為に定規で角度を見ていたみたい。。。。。

 

グリーティングカードをインドに送る為に本部長のサインが欲しいとの事。お預かりした。

慌てて持ってきた人が戻ってきて「富士山の柄もありますけど!」

思わず吹いた。

 

本部長のすぐ下の組織長がいつも本部長代わりに仕事をしていた。だからいつも怒っていた。

本部長の事を「どうしようもねーな!」ってね。

 

 

こういう会社って高卒の人から、東大卒の人、MITとかのMBA持ってる人、と極端に学歴に差があった。

学歴に派閥があって、その学校にいないと出世に響くとか、昔聞いたことのあるような習慣があった。

 

 

あるおっさんが高卒なんだそうだ。同期の大卒の方が本部長になり、俺の方が仕事も出来るのに。。。とか言ってる。

 

「え?なら今から大学行けば?会社通いながら大学院行ってる人だっているし」

 

何か世間知らずみたいに笑われちゃった。

そうしてる人たくさんいるけどね!じゃ、大卒だったら絶対に出世するんだな?って話。

そんな事言えちゃうのもなんて世間知らずでぬるま湯なんだろうか!

 

続く