明治座に、北島三郎ショーを観てまいりました。
北島三郎さんの曲は、函館の女、余作、兄弟仁義、位しか知らなかったですが、実にいろいろな傾向の曲が持ち歌なのですね。
長いファンの方がたくさんいらしていて、ペンライトを振ったりしていました。
ペンライトって、劇場で買うんですよ。お年を召した方が、買ってまでペンライトって、本当に凄いなと思います。
私のお隣のおばあさんの2人連れの方から、なぜかお菓子をいただいたのですが、仙台のお煎餅でした。遠くからも、北島三郎ショーをご覧になりにいらっしゃっているようです。
函館の女を聞いていても思うのですが、北島三郎さんは苦労人なのに暗さがないです。明るいんです。そして、ファンの人々は元気を貰えるのです。
北島三郎さんが、竹のお話しを、曲の合間にされていました。
竹は、一生の間に一度だけ花を咲かせる、だから、頑張ろう。のようなお話しでした。
そうなんです。
竹は、長い一生の最後に、花火のような花を咲かせるのです。
そして、枯れてしまいます。
言い伝えでは、竹が花を咲かせるのは不吉の予兆であるとされているところもありますが、なんとなく威勢が良い感じがして気持ちが良いのは、私だけでしょうか。
一生を終える前に、パッと、花を花火のように咲かせて、枯れる。
そして、その花は、実になり、新たな竹となって、何十年も生きるのです。
長い間、良いことがなくても、最後に花を咲かせて終わればいいじゃないかって、なんとなく、希望が持てますよね。
YouTube で、昔のサブちゃんの函館の女の映像がありました。
その他にも、ご当地ソング「女(ひと)」シリーズがあって、楽しめました。