こんにちは
夏休み中に、現実逃避にNetflixを観てたんですそこで、韓国のゲイの方々が集まって恋愛する『ぼくらの恋愛シェアハウス』という作品を観ました(元々は日本の『Boy Friend』がめっちゃ良かったので、韓国のゲイ恋愛コンテンツも見てみたのでした!)
さまざまな『マイノリティの世界』が、世の中で注目され、尊重されるようになってきた昨今ではあるけれど、世の中での生きづらさや、それに伴う悩み、ゲイでいえば家族や友人へのカミングアウトのことなどなど、恋愛リアリティショー好きの私にとっては、男女の恋愛ストーリーとはまた違う学びがそこにはありました
や、、親としてね、泣きたくなった。
ゲイの人たちが言ってた言葉。
『(息子がゲイであると受け入れられない)父親は、母親と結婚せずに、元々の恋人と結婚すればよかったと言ったんだ。そうしたら、おまえはこんな風にならずに済んだ、と。そして、いつか精神薬が開発されれば、おまえの病気(ゲイであること)も治るはずだと言うんだ。最近はもう、そのこと(ゲイであること)については言及されなくなったけど、父親から外出先を訊かれた時、『父さんの嫌いなところ』って言うと、『そうか』っていう、そんな感じ。』
『たまに母親が酔うと、泣きながら電話がかかってくるんだ。『私が正しい女性像を見せてあげられなかったから、こんなことになって申し訳ない。』そんなことは全くないのに。お母さんは、何も悪くないのに。そう言われるのが、自分はいちばん辛い。』
『親から一番言って欲しかった言葉は、『彼氏、家に連れてきなよ』。って言って欲しかった。』
…
カミングアウトした人たちの、生の声はかなり辛かったし、かといって親としての想いや発言の裏にある辛さも、わかってしまう
本質は、こうだ。
『親が、自分をそのまま(ゲイであること)受け止めて、認めてくれること』。
これさえあれば、きっと誰もが幸せだってことなんだよな。そんなことって当たり前なんだけど、それができない自分もいます。
…
日本版のゲイ恋愛リアリティショー『Boy Friend』の方でも同じこと(カミングアウトや親、友人のこと)が取り上げられていた時があって、ひとりの子は『母は息子がゲイであることを理解してくれて、いつも応援してくれてる』って言ってたんですが、その子のメンタルの安定具合とか人柄の良さの背後には、やっぱり安心できる支援者(母)の存在があったんだなぁと納得。
さてさて…
私の場合はさ、兄が小学校に入ってから、『今日の宿題が何なのかわからない(先生の話が聞けてない)』とか、『持ち物の自己管理が難しい』(えんぴつがなくなっていくなど)とか、『登下校でマイペースな行動(歩くスピードが遅かったり)を取る』とか、いろんなことがありましてね
今の所、勉強についていけないとか、そういうことはないんだけど(でもさ〜漢字勉強したくない!とか言い出しそう)、授業参観に行った時は、めっちゃ集中して消しゴムに鉛筆で穴開けて、消しゴム折ってたのを現認しまして
優等生女子だった自分との違いに、心がズッタズタになりました
もともと、彼にはADHD特性があるよなって分かってはいたんですが、これは診断を受けないといけないレベルなのかな?などなど、やっぱりいろいろ頭ん中ぐるぐる回ってしまっています。
中でも、現時点で私がいちばん苦しいのは、まだまだ私が『兄がADHD特性があることを、受け入れて、そのまんまを認めて』あげられないことです。
うんうん。
でもさ、私、兄が幸せに笑って生きていってくれることが、学歴より、『みんなと同じ』でいることより、何より大事だからさ。
いろいろ、日本の学校生活では辛いことこれから出てきそうだなって、覚悟してます。
これまで、兄に『ふつう(なんならむしろ、秀でた存在であれ)』に育ってほしいって期待をかけて育ててきてしまったんだけども。
ここからは、潔く、スパッと舵を切って、前向きに兄の特性を理解しながら、彼が生きやすい環境設定への配慮を全力でしていこうって思っています。
↑これもすごくよかったです
↑わたしの心の友
ゲイという少数派の話から、発達障害という少数派の話に突然飛んでしまいましたが、私もさ、ここからは『彼氏連れておいでよ』って言ってあげられる親にならないとなーと思います。
まずは、発達相談に、前向きに受けに行ってみようかなと思います