こんばんわ。
今日は、イギリスから来た友人一家の長男くん(11歳)が凄まじかったという話をしたいと思います・・・!!
私の街で一緒に桜を見に行った後、おうちで手巻き寿司パーティーをしたのですが。
私が忙しくマネジメントして、なかなか自分は食べられないでいたらね・・・
「よかったら、どうぞこっちがサーモンで、これはマグロで、こっちはイカだよ。どれがいい?」ってさ、、海苔巻き作って、私のところまで持ってきてくれたの
え、そんなことできる小学生男子っています?
もう、その優しさにまずびっくりしたよね
その歳で、ジェントルマンすぎんか??
それからも、家に飾ってある兄の作ったLaQをすっごく褒めてくれたり、アイロンビーズでジジを作ったり(翌日ジブリパークに行くから)兄と一緒に楽しんでくれて。(ロンドンでも、アイロンビーズはやったことあるんだって。LaQは初めて見たと言ってました。そりゃそうか。)
他にも、ちょこんと床に座って、ひとりにされているひなをみたら、側に座ってあやしてくれて「可愛い可愛い」って、めちゃくちゃ可愛がってくれてました。(指食べさせてた笑)
途中、英語が喋りたくてお勝手口から入ってきた実母にも、とっても優しくお話してくれて、実母、舞い上がってたよねいろいろ質問してくれたり、それが、無理してる感じも全くなく、ただただナチュラルに、楽しくお話してくれるんですよ。(それはもう、誰にでも!)
極め付けが、ジブリパークでのこと。
機械の不良があって、トラブルに巻き込まれたとき、兄が地べたにペチャってなってワーワー喚いたんですよ弟もグズグズだし私もイラッとしてたんだけど、なんとかしなきゃって途方に暮れてたらさ…長男くんが、兄のすぐ隣にしゃがんでくれて、ニコニコしながら、突然じゃんけんぽんし始めたの
そしたら、兄もノッちゃって、じゃんけんぽん大会になって、弟もそれを見て大笑いよ
あの状況のなかで(友人である彼の母もぶーぶー言ってたくらいでした。でもね、長男君は全くそんなこと言わなかったの。)颯爽とそれができる…しかも異国でよ!どんだけ尊いんよと、窮地を救われた私はもう、、長男くんにメロメロになりました。
その後も、弟と一緒にかくれんぼしてくれたり、ひなのベビーカーを押してくれたり。
『大変だから、ベビーカーは押さなくて大丈夫だよ、私がやるから』って言ったらさ、、
『僕が押したいんだよーっ』って言って、ベビーカー押してとっとこ走っていっちゃうの
え、尊すぎて、、目が眩みませんか
しょっちゅうちびっこたちが抱きつくのも、嫌な顔ひとつせずに抱っこしてくれて
そのどれもが屈託なく、自然に心から出る発言や動作ばっかりでね。
『いい子ぶってる』ところなんて一切なくて、自然なんです。内申取るためとかじゃないんだよ?(下衆かッ)
そんなことが、、あり得るのか
こんな小学生男子見たことない…え、イギリスではみんなこんなジェントルマンなのか?って思ったんだけどね、友人(母)が言ってました
『彼の学校では1週間に一度、先生たちが『素晴らしかったで賞』の子を決めるんだけど、先生たちは、毎回彼にあげたくてたまらないっていうくらい、彼は特別。それでも、年間で半分くらいは彼が『素晴らしかったで賞』を取っちゃうから、学校中の有名人で、人気者』なんだって。
然もありなんーーーッッッ
そして、彼はやはり、タダモノじゃないことがわかって、ちょっとホッとしました…そうだよね、こんな神の子、今まで見たことないもん
友人(母)の証言は続きます。
『学校の成績も、なんでかわからないけど、excellent以外取ったことがない。』
然もありなんーーーッッッ
ちなみに他の妹弟である、長女ちゃんも次男くんも、ふつうの良い子(わかりますかね)なので、やっぱり長男くんだけが、異次元の神の子みたいです。
友人は、そんな神の子長男くんのことも、他の子のことも、平等に自然体で受け入れて楽しく過ごしていて、(塾とかもいってないし(そもそもないのかな、たぶん)、宿題すら管理もしてないし、ごはんすら旦那さんのが上手らしい)風通しの良い楽しい家族関係であるのが、すごくよくわかりました。兄妹仲もすごくよかったです。
生まれ持った器の大きさ、魂レベルの高さ、もうなんかあんまり高貴で(しかもイケメンすぎる)、尊すぎて、我々は骨抜きにされてしまいました…(たぶん、彼の学校中の先生も生徒たちも、骨抜きにされてるんだと思うわ…)。
そんで、教育ママの血が騒いだ私は、友人に聞いてみました。
『オックスフォードかケンブリッジに行くんじゃないの』
『うーん、彼はイギリスにある、フランスのリセ(高校)に通うつもりだから、そこからだとやっぱり枠が少ないんだよ〜。世界中の子が目指してくるから、アメリカからも結構わざわざこっちに来たりもするし、狭き門なのよ。とりあえずは、国際バカロレアを取得しようと考えてるよ。大学は、フランスの大学でもイギリスの大学でも、どっちでも親はいいと思ってる』とのことでした。
友人は、話を聞いたり見てる限り、全然教育ママじゃなくって。
コロナの頃、家で子どもたちをひとりで面倒みて、宿題を手伝っていたのがトラウマすぎて、もう二度とごめんだって笑いながら話していたし(宿題の手伝いが、トラウマになるだと…⁉️笑 私、トラウマになるようなこと毎日頑張ってんだな〜)、長男くんがゴミを片手に持ったまま異動とかしてても、全然気づかないで、私が『そのゴミを渡してちょうだい』って言って『あっ!ありがとう』って言ったりね
、なんかもう全然、教育ママのキョの字も感じなかったのです
あと、ピアノ🎹がロンドンの家にもあるけど、誰もまともに弾けないんだよ〜アハハって言っててね…
いや〜…もう、ピアノにあんなにこだわってる自分がアホすぎたなって、ほんと、また目が覚めました。(以前の闇落ち以来、憑き物が落ちたかのように、落ち着いてるんですよ私。気づきってすごいですね。)
3人育児が大変すぎて、週に一回ベビーシッターが来る日を心待ちにしてて、唯一の癒しは庭のお手入れだって言ってました(あれ、どっかで聞いたような話だな。やっぱり道理で、私たち、仲良くなるわけだな
ちなみに春はミモザが大好きで、庭に植えてあるって言ってました。私も私もー
)
友人が長男くんを『教育したから』こんな素晴らしい神の子に育ったわけでは全然なくて。
もう、これは生まれ持ったものだよなぁと。
それはもう、教育して頑張ったら彼のように人間性も勉強面でも素晴らしい子に育つというなら、もーめちゃくちゃ頑張るんだけど。
いやいや、それはもう誰がなんと言おうと、天が与えしモノってやっぱりある。
兄は兄らしく、まっすぐ育ってくれたらそれでいいよなって、改めて思ったのです。
親なんて、こどもが生まれ持ったものを大事にして、認めて、受け入れて、まっすぐ伸ばすだけよ!ないものをくっつけようとしても、無理よね。
私(齢36)だって、長男くんみたいには、逆立ちして未だになれないもの。
それに、親が宿題を手伝ったりしなくても、オックスフォード大学に行く子はオックスフォード大学に行くんだよ、これはきっと笑笑
私の高校の同級生の男の子も、お母さんがいない父子家庭で、お父さんは、勉強なんか教えられる感じじゃなかったけど、東大にストレート合格してたもんな。(今の時代は、そんなの無理ゲーになってしまってるのかもだけど)
友人の、無理なく自然体で、『こども命!』では決してない姿に、私はなんというか…ものすごく癒されました。
フランス人の育児(いや、彼女のケースしか知らないけどね)は、主役はやっぱり夫婦であって、『こどもこども、とにかくこどもーッ』ってならないのは本当なのだろうな
今回のおもてなしで、友人が私のことを『りんごはスーパースターすぎる!3人連れて、授乳して、朝から晩までずっと歩き回って…信じられない、凄すぎる』ってお褒めの言葉をいただきまして。
私って、基本、やっぱやり過ぎなんだろうなって改めて思いました
でもいいの、その全力投球がウリだから
友人のように肩の力を抜いて、ゆったりニコニコしながら、料理すら夫に任せて、子どもたちの宿題や勉強なんか見たりしないでいながら、あんな風にのびやかな良い子たちが育ってるのをみてたらね、本当に心が軽くなったのでした。
次回はアメ限で、長女ちゃんのバレエ🩰の話を書きますやっぱ、世界のセレブは違う
お楽しみにーッ