こんにちは![]()
以前こんな記事を書きました![]()
要約するとですね、ブラジル人のルーという、わたしの保育園時代から中学まで一緒だった友達がいるんですが、彼の娘が、バリ賢くて素晴らしい娘に育ってるという話です![]()
(ちなみに、ルー本人も、同じく中学の同級生だった奥さんも、授業妨害するようなバリバリのヤンキーでした
)
で、今日はこのルーの続編があるので、よかったら聴いてくださいッ![]()
…
インスタでね、また娘さんが素晴らしい部活の成績を残したそうで、わたし、20年ぶりくらいなんだけど、ルーにおめでとう
ってしたの。
そしたら、ルーから
『娘はよく頑張ってくれてる。俺は勉強はまったくしなかったんだけどね💧笑
自分がまったく勉強しなくて後悔してるから、子供にはしっかり今やれる勉強頑張って欲しい』
という返事がありました![]()
おぉ…成人式でもバリバリのヤンキーだったルーが、そんなこと言うなんて…![]()
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おかんの気分で、ルーがそう言うに至ったこれまでの道のりのことを思って、すごく心が動いてしまいました。
そんで、わたし、本人に言ったんですよ。
前回のブログで書いたとおり…『語学が堪能で才能があるなってずっと思ってて、通訳になれば良いのになって、あの頃思ってたんだよ!』ってね![]()
そしたらなんとですね…こんな旨の返事が来ました。
『散々授業中うるさくして、みんなに迷惑かけてたのに、そんな事言ってもらえてうれしい![]()
大人になってから勉強頑張って、司法通訳人の資格とって、ルーらしからぬ事して頑張ってるよ!
娘は自発的にやってくれてるから将来が楽しみ。お互い頑張ろうね
』
司法通訳人…![]()
…
司法通訳人とは☟
日本語が分からない外国人が日本の裁判に関係することが増えています。このような場合には,その外国人がきちんと裁判に関与できるように法廷等での発言を通訳する通訳人が必要になります。通訳人は,例えば被告人が外国人である刑事裁判においては,被告人の発言を日本語に通訳し,裁判官,検察官,弁護人,証人などの発言を外国語に通訳して,日本語が分からない被告人と裁判官,検察官,弁護人などとの間の橋渡し役になります。こうしたことを通じて,通訳人は,被告人の人権を保障し,適正な裁判を実現する上で非常に重要な役割を果たしています。
…
まさかの、ホンマもんの通訳になってた。
しかも、すごく大事なお役目で。
ヤンキーやってたからこそ、語学力の高いルーだからこそできる、天職だなって思いました。
大人になってから勉強したんだ…その姿を、きっと娘さんや子どもたちは見て育ったんだろうな。
やっぱり、ルーはカッコいい男だった![]()
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もー、、わたし感激してしまったのでありました。
あの頃、勉強しとけばよかったって、ルーは後悔してるんだって。
でも、あのヤンキー時代があったからこそ、今、人の痛みがわかる素晴らしい通訳人のルーがいるって側面もあって、人生ってほんと無駄なことなんてないよなって改めて思いました。
ほんと、自分のことしか考えずに学歴ばっかつけてきた自分が恥ずかしい![]()
社会のお役に立ててる自信、今は全然ないけど、自分なりに毎日精一杯子育て修行がんばって、周りの人にちいさな優しさを届けながら、とにかく心優しく過ごしていけたらいいなって思います
仕事に戻ったら、そのときはまた、全力で仕事にも向き合っていこうって、ルーに励まされました。
ヤンキーも、なかなか悪くないね![]()
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