直売会でのハプニング | Apple MAMAのはじめてのりんご農家~業務日誌~

Apple MAMAのはじめてのりんご農家~業務日誌~

オフィスワークしか経験のない私がりんご農家に!?
㈱Apple PAPAは青森県藤崎町のりんご農園。
そこで事務、加工品デザインを担当している、
"あっぷるママ"と申します。
趣味は読書とゲームというインドアな私がする、
はじめてのりんご農業、奮闘記。


階上町での直売会


朝3時に起きて4時に出発



7時に到着し




2時間かけて準備をして


9時からスタートです



開店前から待たれているお客さまもおり


開店直後はバタバタで


皆さんにご迷惑をおかけしました



昼過ぎ


突然の強風で準備してきたプライス表や


チラシが飛んでしまいました



さらに木箱が4箱倒れて


約200個のりんごが


駐車場いっぱいに転がってしまいました



居合わせたお客さまが


一斉に拾ってくださいました


PAPA「落ちたものは商品にならないんで、

拾った方はそのまま自分の袋に入れて持ち帰って食べてください、すみません!」



お客さまが、いいの?大丈夫?などと言い


袋に入れていかれました


1人の男性が私にお金を渡してくださったので


「いりません。拾ってもらえるだけで助かります。ありがとうございます」と言うと


心配そうにしてらっしゃいました



朝からクタクタだった私たちは


大切に選んだりんごの落下がショックで


少し感情的にもなっていました



次の日2日目の直売会


また商品の準備をしていると


昨日りんごを拾ってくださった


男性の方がいらっしゃいました



「あの後拾ったりんごを食べたら本当においしかった、もうりんごは他のところで買ってしまっているから今年は買えないけど、来年お願いするよ。毎年4箱買ってるんだよ」と


わざわざ言いにきてくださいました


偶然にも落ちた木箱と同じ数です



商品の搬入から帰ってきたPAPAに


その事を伝えると


ありがたいね、救われるねと言っていました



お客さまが置いて行ってくださる温かい飲み物


中にはコーヒー入りのポットを置いていかれ


15時に取りにくるからがんばって!と



胸がいっぱいになりました


12時間以上外にいたんですが


温かさを感じます



帰り際トラックを寄せると


その時落ちたりんこがまだ転がってましたが


もう悲しい気持ちにはなりませんでした