階上町での直売会
朝3時に起きて4時に出発
7時に到着し
2時間かけて準備をして
9時からスタートです
開店前から待たれているお客さまもおり
開店直後はバタバタで
皆さんにご迷惑をおかけしました
昼過ぎ
突然の強風で準備してきたプライス表や
チラシが飛んでしまいました
さらに木箱が4箱倒れて
約200個のりんごが
駐車場いっぱいに転がってしまいました
居合わせたお客さまが
一斉に拾ってくださいました
PAPA「落ちたものは商品にならないんで、
拾った方はそのまま自分の袋に入れて持ち帰って食べてください、すみません!」
お客さまが、いいの?大丈夫?などと言い
袋に入れていかれました
1人の男性が私にお金を渡してくださったので
「いりません。拾ってもらえるだけで助かります。ありがとうございます」と言うと
心配そうにしてらっしゃいました
朝からクタクタだった私たちは
大切に選んだりんごの落下がショックで
少し感情的にもなっていました
次の日2日目の直売会
また商品の準備をしていると
昨日りんごを拾ってくださった
男性の方がいらっしゃいました
「あの後拾ったりんごを食べたら本当においしかった、もうりんごは他のところで買ってしまっているから今年は買えないけど、来年お願いするよ。毎年4箱買ってるんだよ」と
わざわざ言いにきてくださいました
偶然にも落ちた木箱と同じ数です
商品の搬入から帰ってきたPAPAに
その事を伝えると
ありがたいね、救われるねと言っていました
お客さまが置いて行ってくださる温かい飲み物
中にはコーヒー入りのポットを置いていかれ
15時に取りにくるからがんばって!と
胸がいっぱいになりました
12時間以上外にいたんですが
温かさを感じます
帰り際トラックを寄せると
その時落ちたりんこがまだ転がってましたが
もう悲しい気持ちにはなりませんでした