18歳人口は前年並みであるにもかかわらず、私立大学の志願者数は全体で前年比**109%**と大きく跳ね上がりました。

1. 「共通テスト利用方式」が110%の大台へ

最も伸びたのは、共通テストのスコアで合否を決める「共通テスト利用方式」です。

  • 背景:前年度の私大入試が難化した反省から、受験生がリスク分散のために出願数を増やしたこと。

  • 大学側の戦略:受験料の割引制度や、同一学部で複数の選抜方式(2教科型、3教科型など)を用意する「複線化」が進み、受験生が「ついでに出願しやすい」環境が整ったことが要因です。

2. 首都圏理系・女子大の「異次元」の伸び

特に注目すべきは、特定カテゴリーの急上昇です。

  • 首都圏理系(芝浦工大・東京都市大など):前年比111%。女子枠の設置や理工系人気の高まりで、芝浦工業大学は過去最多の5.3万人超えを記録。

  • 首都圏女子大(日本女子・津田塾など):なんと前年比120%!募集停止や共学化のニュースが相次ぐ中、手厚い奨学金や併願割引を武器にした伝統校に志願者が回帰しています。

3. 主要大学群の動向

  • 早慶上理・MARCH:前年比104%。安定した人気ですが、東京理科大が共通テスト方式の複線化で志願者179%(速報値)と爆増したのが目立ちます。

  • 日東駒専・成成明國武:前年比110%。日本大学はついに志願者11万人を突破しました。


☕ パパのひとりごと

全国的な「公立高校離れ」が進む一方で、その先の大学入試は、むしろ**「人気校への集中」と「併願の多角化」**でかつてない激戦になっています。

特に気になるのが、中堅〜上位校の「受験料割引」による志願者増です。摂南大学の前年比238%という数字は極端ですが、大学側が「受けやすさ」を競い合った結果、実質的な競争率が底上げされている印象を受けます。

ステップの速報にあるような、神奈川の公立トップ校(翠嵐・湘南)に合格する子たちは、こうした激戦の私大を「併願先」として確実に押さえ、さらにその上の国公立を目指すことになります。

今、娘が小2で算数や英語の基礎を「これでもか」と固めているのは、10年後の大学入試がどんなに複雑化・激化しても、**「自分の実力だけで、行きたい道を選び取れる」**ようにするため。 大学入試が「複線化」してチャンスが増える分、そのチャンスを掴み取るための「基礎体力」の差が、最後には大きな差になるのだと改めて感じました。

「入試制度は変わっても、求められる基礎は変わらない。」

志願者増のニュースに一喜一憂せず、今は目の前の「あまりのある割り算」や「英検5級の過去問」を笑顔でクリアしていこうね。パパもしっかり情報をアップデートして、君の10年後を支えていくぞ!