函館旅行記最後の、
旅行の最大の目的、クッキングコンテストについてです。
簡単な料理は得意だけど、手のこんだ料理は苦手。
そんな私ですが、
毎年チャレンジしている、
ウィズガス全国親子クッキングコンテスト。
親子で一時間に5品仕上げるのは難問です。
しかも姉さん、やる気にならないことが多いし、
料理そのものが大好きって程でもない。
でも、コンテストには出てくれてます。
毎年夏に応募している、クッキングコンテスト。
函館、室蘭、函館と毎年交互に予選大会に出場していました。
今年は室蘭開催?と思っていましたが、
函館での開催でした。
今年も、書類審査をクリアし、我が家の4年生姉さんと一緒に、予選大会に出場しました。
函館は3回目なので、司会の方、スタッフの方、審査員の先生方も、
みなさん、姉さんのことをよく覚えてくれています。
「一年ぶりだね。大きくなったね」と。
今回、予選大会に出場したのは、
6組中、欠場が1組あったらしく、5組。
私たちの地域からは私たちだけでした。
大半が地元からの出場です。
毎年そうなんですけどね。
そして道南代表に選ばれる方も地元の函館もしくは近郊の方がほとんど。
函館の方って、料理上手な方が多いと思います。
豊富な食材もあるし、
もちろん、大学や学校も多いし、ホテルや旅館も多く、
観光のレベルも違うし、
プロの料理人を目指す学校があるわけで。
やっぱりここが全然違うと思うんですよね。
次元が違うというか。
調べたら10年近く、胆振から決勝に進んでいる方がいませんでした。
我が家、1年生から4回目の連続出場です。
そして最初の1年生のときから、同じ親子が3年連続で決勝に進出していました。
連続で出場されていたのはこの親子さんとうちしかいませんでした。
子供さんが魚をさばけるという素晴らしい技術をお持ちの親子で。
しかも、6年生の最後、全国大会にも出場され、入賞されています。
当然ながら、我が家なんか全然かないっこありませんでした。
うちは技術がないので、アイデアと情熱で乗り切るしかないと思っていますけど
そこすら全然届かないという。
今回は、予選大会に出場が決まってから、
3回ほど練習しのぞみましたが、いずれも10分程度時間は余っていました。
が、
当日、炊飯器が別だと思っていたところ、炊飯鍋になり、
そのためコンロがひとつ埋まってしまうという事態。
おや、これは想定外だぞ。
でも、前回ごはんが後回しになって失敗したので、
今回はごはんは先に仕上げようと絶対思っていました。
30分の準備時間もあっという間に終わり、実技審査、スタート。
もちろん夢中だったので、全然覚えていませんが、
なるべく、食材を無駄にしないとか、ごみを出さないようにとか気を付けていました。
調理時間60分にも盛り付けが終わらず、やや数分オーバーして終了。
3組中、1組は終えていましたが、我が家ともう1組は時間をややオーバー。
試食タイムを迎えましたが、
一緒の時間帯だった2組の親子さんも素晴らしい5品を仕上げており、
今までの強敵が中学生になりいなくなったとはいえ、自信が一気に喪失。
転勤族ではじめて道南大会に出たという、
若いママさん親子の盛り付けが素晴らしくセンスもあり、
自分たちの5品がみすぼらしく地味に思えて仕方ありませんでした。
ばあちゃんちで出てきそうな地味な健康的なおうちごはん。
それがテーマではあったのですが。。。
昼食抜きで頑張ったので、
試食タイムは楽しめました。
試食タイムが終わると、閉会式になるはずなのですが、
「審査に時間がかかっています」とのアナウンスが。
待てど待てど、、、終わらない。
やっと審査員の先生方が戻られ、
閉会式スタート。
ま、いつも以上に楽しめたから、いっか。
結果ダメかもしれないけれど、いいや。なんて思って。
司会の方が、
「一番最初に名前を呼ばれた方が、決勝に進出です」
「決勝に進んでいただく方は、、、」
「B-1の」と言われた瞬間、こみあげてきて、涙が。
「B-1」って我が家だったんです。
賞状と記念品を受け取りました。
私にとって、29回目の受賞です。
ホクレンのこめ油。
1回目は米だったんですが、最近はこめ油。
一番右側は、ぎょれんさんからの秋鮭切り身の目録です。
昨日、秋鮭が届きました。
毎年同じです。
年末、昆布巻きにしてます。
一位でも予選大会の賞は「敢闘賞」になり、全員一緒です。
私たち親子に対する、審査委員長の先生からのコメントは。
「全体的に5品とも味がおいしかったのが決め手です」
「4回目の出場で手際もよくなってきている」
などなど。
料理そのものへのコメントは、次の決勝大会のこともあるので、
ここでは記載いたしません。。。
ホクレンさんのコンテストに初めて出たときに、
料理長さんから、「おいしかったです」と言われたことに感激して、
出場し始めた実戦型クッキングコンテスト。
普通の主婦であるわたしの作ったものをプロの方に食べていただく機会はそうありません。
プロの料理人の、しかも、ホテル総料理長という方に、
そんな風に言っていただけるなんて。。。
って感無量でした。
あとで事務局の方に決勝の書類をいただいたときに、
「4年連続出場というのは大きかったですね」と言われました。
審査の時間が長かったので、点数的には僅差だったんでしょう。
そこに、複雑な思いがありましたが。
今回は技術のない我が家でも、料理への情熱で勝てたというところですね。
進出できなかった親子さんたちのために、
恥ずかしくない結果を、
決勝で出せたらと思っています。
だって、以前の代表の親子さん、
全国大会に出て、本当にその実力に納得しましたもの。
うちのパパさんも「どうせダメだろ」的に見守ってくれていたと思うのですが、
まさかの快進撃にすごいびっくり。
北斗七星のそばの流れ星、
姉さんが遊園地で見つけた5つ葉。
見守ってくれた神様からの温かいメッセージだと思いました。
半年続けた料理教室は、施設からの嫌がらせにより終了することになってしまったので、
私もこの時期は精神的にいろんなことにやる気が出なくてとてもつらかったのですが、
神様が見守ってくれていたのだと思うと、
涙が止まりませんでした。
一応、取材も受けてますが、
函館新聞さんに、当日の様子が掲載されているようです。
が、うちももう函館に知り合いがほとんどいないので、
親戚の人とか、見てくれている人いるかなあ?
次回の賞金も、厚真町さんに寄付する予定です。
被災地復興支援のため、
そして、東胆振の復興と北海道の食のPRのために、
今月17日に開催の決勝大会に向けて、
力を尽くしていきます!
(どんな料理だったか?などは、決勝終了後のレポでお知らせします)
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