防災の日だった、先月9月1日。
北海道庁さん主催の「北の災害食レシピコンテスト」で優秀賞を受賞
しました。
そして、最優秀賞を決定する最終審査に挑むファイナリストに選ばれまして、
実戦してきました。
書類選考通過し、優秀賞の連絡を頂いたのが、7月末。
なにせ応募が5月だったので、
すっかり忘れているぞ?
直前に二回、味の調整で、練習しました。
ちなみに、実戦型コンテストでは、3回目ですが、
うち2回は娘と参加したので、
わたし一人で挑むのは初めてです。
その前に「災害食」ってなに?
というところから説明します。
「災害食」とは。。。(以下、北海道庁さん募集要項より抜粋)
電気・ガス・水道などライフラインが途絶した状態での避難生活は、
乾パンなどの非常食、おにぎりやお弁当などの支援物資を食べるだけでは、
栄養の偏りや飽きからくる食欲の減退など、身体だけではなく、
心にも与える影響が大きいものです。
避難生活の始まりから、ある程度日数が経った後は、「非常食」ではなく、
手に入れやすい食材を活用してつくる、
できる限り日常の食事に近い「災害食」が必要とされています。
「北の災害食」
の定義は以下の通り(こちらも北海道庁さん募集要項より抜粋)
(1) 電気・ガス・水道などのライフラインが途絶した状態でも、衛生面に配慮し、
短時間(およそ4人分で下準備含めて60分以内)で調理可能な料理
※ 飲料水、カセットコンロの使用は可能です。
※ 特に、真冬での避難生活に配慮した料理を推奨しています。
(2) 北海道の家庭や地域で日頃から貯蔵・備蓄している食料や食材、または災害時に支援物資として提供される食品を使用した料理
※ 道内の家庭や地域で身近であり、冬場でも入手しやすく、常温保存が可能な食材を推奨しています。
※ 缶詰、レトルト食品の活用も可能です。
(3) 災害発生から、ある程度日数が経過した状況を想定した料理
※ 一般的な調理器具(包丁、まな板、鍋など)や調味料(味噌・塩・醤油など)は、使用可能とします。
本番までに、主催者側の道庁の職員さんと顔合わせの機会はありまして、
なので、多少は、情報は得てのぞめたかな?
と思います。
実は、この日、1日なので、仕事休めなかったんです。
棚卸もあるし、1日だけしかできない仕事もいくつかあって。
なので、かなり無理に休みを頼み込みました。
このコンテストが午前中の開催だったら、
断っていたかもしれません。
12時まで仕事しても行ける時間帯だったので、
神様、ありがとうございます!
クックパッド経由で知ったこのコンテスト。
アレルギー部門があって、
これは応募しなくては、と。
我が家のレモンくん、
ある時は乾パンも食べられなかった。
乾麺もダメ。
非常食と一口にいっても、
常温で保存できる食材の中には、
アレルギーの子には食べられないものが多いのです。
これはわたしがお役にたてる機会かもしれない。
すごい運命的なものを感じ、
運を味方につけられそう!
というわけで仕事を終えてGO!
お昼は過ぎていたのですが、
緊張のせいか、パンを食べても喉が通らず。
都合よく電車もすいすい乗れて、
立ちっぱなしで疲れたけれど、
待ち合わせ場所には30分程早く到着。
待ち合わせ場所には同じファイナリストっぽい学生さんたちの姿。
けど、声かけられなくて、
一人待つ。
そのうち職員の方から声がかかり、
乗り合わせで車に乗り込んで。
一緒になった学生さん三人娘とお話しして、
すこし雰囲気が和む。
そして、会場だった、小学校へ5分程で到着。
突然、わたし、このあたりに住んでいたなーと思いだす。
北海道の人なら一度はあこがれる?、
北海道で一番地価の高い、高級住宅街のあたりです。
さすが、都会の小学校、グランドの狭さにびっくり!
これなら車も止めるスペースないわね。
実は、わたし、車で行けますか?
って事前に問い合わせてスペースないので、
って断られたんです。
なので、とっても納得。
行くと家庭科室に案内され、
わたしの母位の年齢の町内会のお母さん達と、職員の方でいっぱい。
テーブルに材料が用意されていて、
とりあえず自分のお手伝いをしてくれるお母さんたちにご挨拶。
あと、到着した審査員らしきと思しき方にもご挨拶。
一週間前に打ち合わせであった職員の方にもご挨拶。
なんだけど、わたしと一緒に乗った三人娘以外のほかのファイナリストが全然来ない。
後で聞くと、思ったより人が多くて、
待ち合わせ場所から車での移動に手間取ってしまったらしいです。
ええーっ!?
バタバタしながら、とりあえず、指示通りに、
お母さん達にお手伝いしてもらい、試食用調理スタート。
わたしのレシピは鍋ひとつでできるものだったから、
20人分とはいえ、30分もかからず完成。
優勝候補なのか?隣りのテーブルの学生さんたち三人娘には、
NHKさんの取材が密着しておりました。
レポーターらしき人に、取材の声はかけられたけれど、
わたしは、完成したころにカメラ少し回された程度かなあ?
味を調えたあたりで審査員のシェフ登場!
味見をされて、塩分が足りないとのご指摘。
0.5%?
わたし、減塩生活をしているせいか、
薄味になれている。
万人受けのよい塩分量って?
けど、塩分多くても、健康に良くないし。
あーん、なんだかわからないぞう!
そして用意された食卓塩をシェフが見て、
「これではね」とのご指摘。
そうなんです。
食卓塩しか用意されていなくて。
塩の銘柄も指定しないといけなかったのかなあ?
すべて用意してくれるコンテスト、
こんなところで、あれれ?的なことはありがちです。
とりあえず、試食用完成して、
次は実戦の場、体育館へ。
カセットコンロ、ペットボトルの水など、
水場のない、避難生活と同じ状況で作るのです!
続きは【レポ②】で。
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