どうして先の尖ったものは刺しやすいのでしょうか![]()
針や釘などは先が尖っています。
もし先の丸い針があったとしても、刺すことはできないでしょう。
先が尖っていても丸くなっていても、人が加える力は同じなのに、どうして尖っていないと刺さらないのでしょうか![]()
![]()
なぜなら、加えられる力は同じでも、圧力は同じではないからです。
押しピンや針の場合、加えた全ての力が、その微少な先端に集中され、先の丸いものは同じ力が先端の大きい面積に分散されてしまうのです。
釘より針の方が良く刺さる理由も、この説明でわかるでしょう![]()
![]()
針を手のひらに刺してしまった場合を考えてみましょう。
力が針の尖ったところに集中するので、同じ力を受けても、先の丸いものの圧力よりはるかに大きくなり、その結果、手のひらに突き刺さってしまうのです。
圧力を考える場合、加えられる力とともに、力が作用する面積も考慮しなくてはならないということです。
私たちが体を休めるときには横になるのは、できるだけ広く体を床や畳につけるため。
立っていれば、体重は一カ所に集中しますが、横になれば分散されて楽になります。
雪の上を歩くのに履くカンジキは、のめり込まないよう底面積を広くした履き物です。