もはや常識になっている「タバコを吸うと肺ガンになる」という因果関係ですが、それがウソだとしたらびっくりしますか?

 

実はある意味ウソなのです。

 

ある医院で直近手術をされた肺腺ガンの患者さん100人のうち、半数以上の60人が非喫煙者でした。肺腺ガンは、肺ガンの半分以上を占める代表的なガンですから、このデータを見る限り「タバコを吸うから肺ガンになる」とは限らないと思います。

 

もちろん肺腺ガン以外の肺ガンはタバコとの因果関係が明らかになっていますが、それは80歳くらいまで生きた場合の統計です。たとえば3040代の人たちでみれば、30代の男性が40代までに肺ガンを含めたすべてのガンになる確率というのはわずか05%しかありません。中年以前の年齢の人に限っていえば、「肺ガンになる」という事実は、喫煙とは無関係です。

 

これを聞くと多くの若い喫煙者が「なんだ、肺ガンにならないのか」と安心してポケットからタバコを取り出そうとします。でも待ってください。私がお伝えしたいのは、タバコが肺ガンの原因かどうかという話であって、タバコが健康によいということではありません。

 

タバコの恐ろしいところは、肺ガンになった後なのです。

喫煙者のガン患者は、医師から次のような事実を告げられて真っ青になります。この段階で必死の禁煙を始める人がたくさんいます。

 

『喫煙者の肺ガン患者は、手術をなかなか受けられない』

 

これは本当のことです。たとえば手術のスケジュールが空いていたとしても、目の前の患者さんが喫煙者とわかったら、少なくとも禁煙して1カ月経過しないと手術はできないことが多いです。喫煙者の手術は困難で、予後もよくないからです。

 ほとんどの病院では、禁煙できない方の手術は断り、ほかの治療法も行いません。文字どおり門前払いというわけです。

 

『喫煙者の肺ガン患者は、治療の選択肢が少ない』

 

これも事実です。非喫煙者の治療の選択肢が5つあるとしたら、喫煙者が選択できるのは、そのうちの半分以下でしょう。話題の特効薬も喫煙者には使えないことが多く、手術をするにしても喫煙者の場合は患者の体を大きく切り開いて処置しなければならないことがあり、非喫煙者より傷口が大きくなる可能性があります。

 

たとえば現在は「分子標的薬」という画期的なガンの治療薬があります。従来の抗ガン剤はガン細胞も健康な細胞も区別なく殺してしまうのに対して、分子標的薬はガン細胞を標的にして作用するので、通常の抗ガン剤に比べて副作用が比較的少なく、劇的な効果が期待できます。

 

しかし男性の喫煙者の場合、この治療薬が使える可能性は女性の非喫煙者と比べて明らかに少なく、たとえ使えたとしても重篤な副作用が出ることが多くなります。非喫煙者が大喜びで受けている治療が、タバコを吸っているという理由で受けられないのです。残された選択肢がつらく厳しいものであっても、それを甘んじて受けるしかありません。

 

私の友人で肺ガン手術の専門家がいるのですが、彼はタバコを吸っていなければ、もっと永く生きられた患者をたくさん見てきています。そして私たちにはっきり言います。

 

「タバコを吸って肺ガンになる心配はあまりしなくていい。でも肺ガンになってからはひどい目に遭うことを覚悟しなさい。それが嫌なら今すぐタバコをやめなさい」

 

「タバコの害」というと、多くの人が煙とタールばかりに注目します。そして煙とタールが少ない加熱式タバコなどに人気が出ます。タバコの害は煙とタールだけではありません。たしかにタールは発ガン物質を多く含み、おもに肺や咽頭をターゲットにします。ところがタバコの三大毒物といわれるタール、ニコチン、一酸化炭素のうち、ニコチンと一酸化炭素は全身に被害を及ぼします。とくに血管に対するダメージはひどく、中年以降の突然死の多くが、タバコによるものではないかと疑われています。

 

ニコチンにはさまざまな毒性がありますが、血管に関することに限定すると、「血管を収縮させる」という作用があり、それによって血圧が上がります。体内に吸収されたニコチンが副腎を刺激することにより、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールなどのホルモンが分泌されますが、これらのホルモンが血管を収縮させる働きをするためです。

 

ニコチンは交感神経を活発にしますが、そのことによっても血圧は上がります。ニコチンは高血圧症の原因になるだけでなく、血管を傷めることにより動脈硬化を招きます。タバコを吸うたびに血圧が1020Hgも上昇するので、1日に何回も血管が余計な負荷をかけられるためです。

 

吸った本人はリラックスしていると思い込んでいるため、血圧が上がっていることを意識しません。これにより、自覚しない高血圧状態がタバコを吸うたびに繰り返されます。ニコチンと一酸化炭素のダブルパンチが血管を傷めていることは、意外に知られていません。しっかり認識して、大切な血管を長持ちさせたいものです。

 

タバコは血管をどんなふうに老化させ、痛めつけていくのでしょうか。

 

まずは「活性酸素」です。タバコの煙には活性酸素を発生させる成分が含まれているため、タバコを吸うと血液中に活性酸素がたくさん発生します。これが血管を老化させ、血栓を作り出すもとになります。ニコチンはHDLコレステロール(善玉コレステロール)を減少させ、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)を増加させます。ご存じのとおり悪玉コレステロールは血管内に沈着して動脈硬化を起こしますから、これもまた血管を傷める原因になります。タバコのさまざまな作用で正常な血流が乱されると、交感神経が活発になり、体を正常な状態に戻そうとします。その際に血圧が上昇するので、弱った血管に強い圧力がかかり、どんどん血管はボロボロになっていきます。

 

それからタバコの害として最も悪いのが歯周病を促進してしまうことです。歯周病が進むと血管内に歯周病菌が巡ります。この血管内の細菌も血管を傷つけますし、プラークと呼ばれる血栓のもとになる障害物を生成します。歯周病自体が脳卒中や心筋梗塞の要因の一つに挙げられています。タバコと歯周病は負の連鎖を引き起こすのです。これに糖尿病が加わると事態は最悪です。血管、いや全身が良くなる道筋はほぼ絶たれたと考えられる状況に陥ります。

 

タバコで怖いのは肺ガンだけと思っている人は、ぜひ認識を改めてください。血管の障害で恐ろしいのは、血管が完全に詰まってしまったり、裂けてしまったりすることです。その場合、かなりの確率で生命が脅かされます。突然死の代表格である大動脈解離も血管の病気です。これも喫煙などで血管が繰り返し痛められることが原因となります。

 

COPD」(Chronic Obstructive Pulmonary Disease:慢性閉塞性肺疾患)という病気をご存じでしょうか。正式名称の「慢性閉塞性肺疾患」という病名を聞いても、ピンとこないかもしれません。この病気はそれほど世の中に知られていないのです。人気テレビ番組「笑点」の司会者だった桂歌丸師匠がかかっている病気というと、少しは関心をもってもらえるかもしれません。テレビで見る歌丸師匠の姿はいかにも苦しそうで、「がんばってください」と声をかけたくなります。

 

COPDとは、簡単にいうと「肺がスカスカになって膨張してしまう病気」です。

タバコの熱や煙、タール、一酸化炭素などにより、肺の細かいメッシュが破壊されてしまい、使い古したスポンジのようにスカスカになるのがCOPDです。そうなってしまうと、吸った空気が肺に溜まって出すことができません。溜まった空気を吐き出すことができないので、新しい空気を吸えなくなってしまいます。とても苦しくてつらい病気なのです。

 

若くてタバコを吸っていない人は、たいてい吸った空気の95%以上を吐き出せます。ところが、80歳を超えてタバコを吸っている人は、半分くらいしか吐き出せません。60歳くらいになると、「なんだか階段で息が切れる。年のせいかな」といった症状が出てきます。これは年のせいではなく、空気を吐けなくなっているために、空気の交換がしにくくなっているからです。

 

COPDを知らない人は加齢のせいと思いますが、タバコを吸っていたための病気なのです。タバコでは肺ガンにならないとすでに述べましたが、このCOPDには、すべての喫煙者がかかります。COPDの恐ろしいところは、なかなか死ぬことができないことです。まるで首を弱い力で絞められるような状態で5年も10年も生きていく。思うように呼吸ができず、酸素吸入をしながらよたよた歩く。そんな老後でいいですか?

 

そのうちに誤嚥性肺炎を繰り返して何度も救急車で搬送され、最後はガリガリにやせて亡くなります。COPDは日本人の死因の第10位で、男性では8位です。しかし、その順位のわりには注目されていません。現在、日本国内でこの病気の患者は、700800万人といわれています。それほどいるのに、なぜ有名ではないのでしょうか。

 

それは、患者のほとんどが「年のせいだ」と思って病院に行かないからです。COPDが「急を要さない病気」と思われていて、優先度が低くなっているのです。そのために、患者のみなさんはCOPDと診断してもらえません。COPDの患者さんが最後に肺炎で死んだ場合、死亡診断書を書く医師は死亡原因の欄に「肺炎」と書くことがあります。これを鑑みると、COPDの死因ランキングは男性で6位くらいに上がるのではないでしょうか。

 

私は、COPDが世の中に知られていない理由のひとつは、言葉が悪いからだと思っています。「COPD」とは、いかにもむずかしい言葉であるためです。何を略したものかわかる人はほとんどいません。現在、COPDの治療を受けている人は、日本で50万人くらいでしょう。早く気づいて、残りの人生を少しでも豊かにしたいものです。

 

エステやホワイトニングバーは本当の意味でのホワイトニングではない!?その理由とは?

 

エステやセルフホワイトニングバーのホワイトニングでは充分な効果は得られません。その理由は、日本の法律では医師以外が過酸化物を口腔内で使用できないことになっているからです。過酸化物とは一般的にホワイトニング材に含まれる薬剤で過酸化水素や過酸化尿素のことを指します。これらの薬剤が化学的に反応して、歯の色素を分解して歯を白くするのですが、セルフホワイトニングではこれらの薬剤を使用できないことになっています。

 

エステや美容室などセルフホワイトニングではどのような薬剤が使われているのでしょうか。セルフホワイトニングで用いられている薬剤は、酸化チタンポリリン酸ナトリウムなどが主流になります。これらが配合されたゲルを自分で歯に塗り、LEDの光を当てるという方式が一般的です。

 

エステティシャンなどの医療従事者ではない人が口の中の施術を行うことは法律で禁じられていますので、自分でやるシステムになります。これらの薬剤を使ったホワイトニングでも表面の汚れを落とすことは可能で、汚れの元々ひどい方などは一時的な歯の乾燥で白く見えることはあります。ですが、繰り返し行ったところで本来の自分の歯の色以上に白くすることは出来ないのです。元々の歯が黄色っぽい場合などは、過酸化物が入っていないセルフホワイトニングで白くなることは絶対にありません。

 

悪徳セルフホワイトニング業者に注意!

 

前述したように、エステやホワイトニングバーなどのセルフホワイトニングは、回数をこなせばどんどん歯が白くなるという性質のものではありません。にも拘わらず値引きをうたって数回~10回以上のパック販売をしたりして、高額契約をおこなっている業者があり、消費者とトラブルになっているケースがあるそうです。また、無資格者が口腔内に触れる施術を行うなどのルール違反をしている業者も少なくないようです。

 

価格面だけで判断するのではなく、きちんとした効果のあるホワイトニングを行う歯科医院を選ぶことが重要になります。汚れを落とすだけでなく本当の意味で歯を白くしたいのであれば、歯医者さんでホワイトニングを受ける以外には現在方法はありません。もしあればハリウッドで既に流行っているはずですよね。

歯茎の腫れや出血などの自覚症状があり「歯周病かもしれない」と思いつつ、歯科受診や検査、治療開始を先延ばしにしている方は要注意。近年30代などの若い年齢で、進行した重度歯周病と診断され、入れ歯のお世話になる患者さんは珍しくありません。

 

①若い年齢でも重度歯周病まで進行してしまう原因は?

 

最近はメディアなどで歯周病の症状や予防法についての情報も普及してきたためか、重度歯周病は減少傾向です。それでも臨床の現場では、まだまだ進行した歯周病の患者さんに出会うことがあります。しかも30代といった若い年齢で重度歯周病になってしまうケースは無視できません。治療開始後に重度歯周病の患者さんが悔やまれることの多い「これが失敗だった……」という経験談で多いものをご紹介します。

 

②自己判断で「まだ軽度ですぐ治る」と思い込んでいた

 

歯周病症状を自覚しつつも、軽く考えていたのが失敗だった、というのはとてもよく聞く話です。自分が歯周病であるという認識はあるものの、患者さん自身の自己診断は、歯科医師の実際の診断よりも楽観的になっていることが少なくありません。そのため重度歯周病を、まだまだ軽度な状態と誤認して本格的な治療開始が遅れてしまうのです。

そのためすでに手遅れで抜歯しなければならないほどの状態になって初めて来院したのにも関わらず、治療方法も簡単な歯石取りとブラッシングですぐに改善すると考えていることもあります。痛みやグラつきが起こり始める前のギリギリまで、症状で進行度を完全に把握することは、難しいため注意が必要です。

 

③つらい腫れや痛みが自然と治り、受診を見送ってしまった

 

歯周病はいきなり重度になるケースは、ほとんどありません。多くの場合、軽度の時の腫れや違和感などの症状を繰り返します。そのため症状が改善するたびに我慢できる範囲に収まったため、本格的治療をスルーしているケースです。

そのほかにも歯ぐきが腫れるのは、体調が悪かったからと考えて、体調が良くなれば歯ぐきも治ると思っている人もいます。確かに歯周病菌からの防衛反応は、体調に影響されますが、防衛能力を高める前に感染原因の除去を行うことが原則です。本当に健康な歯ぐきであれば、体調によって腫れるなんてことは絶対ありません。

 

④放置はしないが応急処置をちゃんとした処置だと勘違いしていた

 

全く歯科医院に行ってなかったという人ばかりでなく、実は痛みや腫れのたびに応急処置だけ行っていたというケースもよくあります。応急処置と聞くと短時間の治療でも、まるで裏技のような最大限の成果を生み出す魔法のようなイメージがありますが、原因の治療を行わずに対症療法だけで、症状を落ち着かせているに過ぎません。応急処置は仮の治療であって本当の治療ではないのです。

 

⑤早期受診せず歯周病を悪化させてしまうケース

 

やはりこれが一番多いかもしれません。「こんな状態になるまでどうして歯周病治療を遅らせてしまったのか……」と考えてしまいますが、歯を抜きたくなかった、歯科が苦手、時間が取れないなど、人によってさまざまな理由があるようです。しかし歯周病治療を行った人の多くは、もっと早く治療すればよかったと後悔される方がほとんどです。

歯周病はきちんとした定期検診を行うことで、進行する前に早期発見したり、簡単に進行を止めることができます。もし歯周病にまつわる症状が見つかったのであれば、その状況から目を背けずに、しっかりと歯科医院を受診することをおすすめします。

 

昔からのポカリやアクエリアス、新しいものだとグリーンダカラとか、全部果糖やブドウ糖がたっぷり入っていますし…このように糖度の高いものを毎日のように飲んでいたら身体はおかしくなってしまいます(もちろん歯も歯周組織も口腔粘膜もおかしくなります)。

 

専門的なものでいうとOS-1(経口補水液:これは腸管で吸収されやすいように調整されているので緊急時にはとても役に立ちます)などもあります。が、わざわざ専門的な緊急用のものを使わなくても、普段使いの予防としての水分補給は、電解質濃度を高くして水分の吸収を考慮して糖質を少なくしただけのものでいいのです。

 

下に各スポーツ系飲料の炭水化物(ほぼ糖質)の量をまとめてみました。

 

炭水化物の多い順から(100g当たり)

・ カルピスウォーター(カルピス) 11.1g500ml中に55.5g

・ ソルティライチ(KIRIN) 8.4g500ml中に42.0g

・ ポカリスエット(大塚製薬) 6.2g500ml中に31.0g

※ ビタミンウォーター(サントリー) 5.2g500ml中に26.0g

※ レモンウォーター(武田食品工業) 5.2g500ml中に26.0g

※ アクエリアス(日本コカコーラ) 4.7g500ml中に23.5g

・ トロピカーナ ココナッツウォーター(KIRIN) 4.5g500ml中に22.5g

・ グリーン ダカラ(サントリー) 4.4g500ml中に22.0g

※ アミノバリュー(大塚製薬) 3.6g500ml中に18.0g

※ スーパーH2O(アサヒ) 2.9g500ml中に14.5g

※ アミノバイタル ボディリフレッシュ(味の素) 2.9g500ml中に14.5g

※ ポカリスエット イオンウォーター(大塚製薬) 2.8g500ml中に14.0g

※ アミノサプリ(KIRIN) 2.0g500ml中に10.0g

 

ポカリスエット500ml1本中には(炭水化物31.0g)、小さめの角砂糖で約9個も入っている計算になります。カルピスウォーターにいたっては、500ml1本中に(炭水化物55.5g)角砂糖がなんと約16個も入っていることになります。

 

上記でも炭水化物が少なめのドリンクには、糖質の代わりにもれなく人工甘味料(スクラロース、アスパルテーム、アセスルファムK、Lェニルアラニン化合物)などが入ってきます。糖質がさほど少なくないドリンクでもスクラロースが入っているものもありますので要注意です(上記のドリンクの中で ※ がついているものは人工甘味料入りです)糖質をカットするともれなく人工甘味料がついてくる…不健康の悪循環です。実は人工甘味料は糖尿病につながる可能性が発表されています。(The American Journal of Clinical Nutrition 20189月号に、「スクラロースは健常者のインスリン感受性を低下させる」という論文が掲載されました。この研究では、健常者に許容される量の15%のスクラロースを2週間摂取させたところ、対照群と比較しインスリン感受性が有意に低下したそうです。)

 

脱線したので元に戻します。運動後は交感神経が緊張し、それにより分泌されたアドレナリンやコルチゾールの働きにより(肝臓でのタンパク質の糖化を促進)、血糖値が上昇する傾向にあります。そこにスポーツドリンクの大量の糖質が加わると、さらに血糖値を急激に上げてしまうことになります。すると血液中の浸透圧が高くなり、電解質のバランスが崩れ、最終的に細胞内の水分は外へ流出してしまいます。これにより水分を摂っているのにも関わらず、細胞内が脱水症状となってしまう危険性があります。

 

結論:熱中症対策には糖質の多いスポーツドリンクはアウト

 

特に部活の指導者の皆さん、よく聞いて下さいクラブ活動時に毎回毎回スポドリとか炭酸ジュースとかそんな飲み物飲んでいたらパフォーマンス落ちるどころか故障の原因になります。プロのアスリートでもそれに気付かない人がいるから情けないのですがあるプロ野球の投手はドラフト一位でプロ入りし、1年目は第一線で活躍していたのですが、炭酸飲料やスポーツドリンクが大好きで、オンオフ問わずグビグビ飲んでいたもんですから、2年目の開幕から故障しがちになり、復帰後も勝てなくなり戦力外通告されてしました

 

それではスポーツドリンクを飲まないとすると、どのような飲み物で水分補給(熱中症対策)をしたら良いのでしょうか

 

基本的には、むぎ茶で十分です!

 

普通の水であったとしてもこまめに飲んで、その後の食事で汗などで失った塩分を補いましょう。

 

それ以外にも

 

「水飲んで岩塩でも舐めておいてください!」

「水飲んで梅干しでもしゃぶっててください!」

 

とか言われることも多いですが、炎天下のマラソンやトライアスロン、また野外での激しい長時間の運動などで玉のような汗を大量にかくようなことがない限り、発汗によって塩分が喪失することはまずありません(そう簡単には低ナトリウム血症にはならないのです)。

 

私たち日本人は、塩分に関しては必要量をはるかに上回る量を普段の食事で摂取しているため(世界的に見ても塩分摂取多い国です)、日常生活でジワジワと汗をかく程度の場合には、さらに意識して塩分を補給する必要はないのです。

 

熱中症において特に重要となるミネラルは(喪失して問題となるミネラル)ナトリウムやマグネシウムなどと言われますが、普段からこまめに麦茶などを飲んでおけば良いと思います。

 

むぎ茶はノンカロリーで、穀物である大麦を原料としているためカフェインなどの刺激のある成分を含まないですし、利尿作用も少ないので脱水症状も起こりにくいといわれています。やっぱりお子さんの夏休みの課外活動での飲み物は水筒に入れた麦茶が一番よいのです。

 

もし出先で買うならペットボトルの「ミネラルむぎ茶」なんかで良いでしょう。

 

あらかじめ自宅で用意できるのならば、無添加で農薬や化学肥料を使わずに育てた六条大麦のむぎ茶などをご家庭で煮だして、水筒に入れて子供たちに持たせてあげて下さい。

 

そもそも熱中症というものは、気温や湿度の高い環境下での水分&ミネラル不足という問題以前に、睡眠不足や食事を抜いている場合など、発症リスクが上がる生活習慣がベースにあったりします。始業前には栄養を考えた朝食を摂り、就業後は夜更かしをせず睡眠時間を十分にとるなど、規則正しい生活を送ることが大切だということです。

 

ただし夏場には食欲が落ちていることが多いです。暑さのため食欲がなく、常に冷たい飲み物ばかりを飲んでいて、昼食にはそうめんや冷麦といった簡素な食事が多くなり、スイカや桃、メロン、梨など、水分が多く糖度の高い果物の摂取が多くなります。これにより糖質過剰の食生活によるタンパク質やミネラルの不足が懸念されます。それ以外でも日々の食事に白米やパンなどの糖質の摂取量が多く、おやつもスナック、チョコレートやケーキ、アイスクリームなど…どうしても糖質や糖類が多くなり、タンパク質やビタミン(特にビタミンB群)、ミネラルの不足が起こりがちです。

 

夏休みに入って夜更しが多くなり、朝起きれなくなって、朝食もろくに食べず日中ダラダラと過ごしている子供は特に注意が必要です。その生活習慣自体が、質の良くない糖質の過剰摂取による疲労の蓄積が原因かもしれません。

 

このように熱中症対策において控えるものとして、糖質や糖類の過剰摂取の問題点について書きましたが、逆に積極的に摂るべきものとして最も重要なのが、日々の食事の中での「タンパク質」です。

 

ちょっと難しい内容になりますが、体内においてアミノ酸からタンパク質が合成されると(ペプチド結合すると)、1つの水分子がつくられます。十分なタンパク質の摂取によって、アミノ酸が足りていて、それを材料としてタンパク質が再び合成(エネルギー満たされ同化がちゃんと進む)されることで、細胞内に水分子を蓄えることができるようになり、脱水予防になります。

 

また、日頃からタンパク質を摂取していると、体内にてアルブミンが作られるようになります。アルブミンには水分を保持する働きがあるため、血液中にアルブミンが増えると、水分が引き込まれ循環血液量が増えるのです。血液は、汗の材料でもあるため、循環血液量が増えると、汗をかきやすくなったり、皮膚血流の増加による熱放散をしやすくなったりして、熱中症になりにくい体になるのです。

 

血液中のアルブミンの量が減少すれば、血管外に水がたまって「むくみ」や「腹水」、「筋肉障害」などを起こします。さらに、アルブミンの量が少ない状態が続くと「心筋梗塞や脳梗塞」など、血管系の疾患も起こりやすくなり、さらには免疫力の低下も起こるようになります。

 

ですから、逆に血液中のアルブミンの量が十分であると、水分が引き込まれ循環血液量が増えることで、脱水症や熱中症対策につながるのです。

 

アルブミン値を上げる食品には、(アレルギー持ちの方は注意が必要)

 

・肉類全般

・魚(魚介類など)

・卵

・豆腐や納豆などの大豆加工品

・チーズなどの乳製品

などのタンパク質が上げられます。もちろん、代謝を円滑にしたり、様々な酵素活性の補酵素として重要なビタミンやミネラルも同様に摂取することも大切です。

 

夏本番になる前から、しっかりと食生活の改善を行って日頃からタンパク質をしっかり摂るようにしましょう。そして熱中症に負けない強い身体作りを心がけていきましょう。

 

夏場は過剰な糖質を摂るのではなく、タンパク質、ビタミン、ミネラルを日々の食事からしっかり摂るようにしてください

アルツハイマー病の患者の脳神経細胞内では、物質輸送に関わるたんぱく質「タウ」が異常に蓄積するが、酪酸を注射したラットは通常のラットに比べ、海馬で平均42%もタウの量が増加していた。

 

チームは実験結果について、注射した酪酸が血流に乗って脳内に入り込み、さまざまな異常を引き起こしたとみている。歯周病患者では、「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉の間から、健康な人の10~20倍も酪酸が検出されるという。

 

日本大学歯学部の落合邦康特任教授が日本歯周病学会で発表したラットによる実験結果によれば、歯周病の原因菌が作る「酪酸(らくさん)」がアルツハイマー病を引き起こす原因の一つになる可能性があるそうです。

 

■歯周病がアルツハイマー病の原因の一つ|歯周病菌が作る「酪酸」が酸化ストレスを引き起こす

アルツハイマー病を発症する要因はまだ完全に解明されていないが、考えられている仮説の一つに、体内での酸化反応が組織や細胞などにさまざまな害を与える「酸化ストレス仮説」がある。チームはこれまでの研究で、歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」などが作る酪酸が細胞内に取り込まれると、「鉄分子(ヘム)」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」が過剰に作り出され、細胞に酸化ストレスを起こして壊してしまうことを明らかにしている。

 

1.歯周病の原因菌「ジンジバリス菌」などが作る酪酸が細胞内に取り込まれる

 

2.「鉄分子(ヘム)」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」が過剰に作り出される

 

 

酪酸を注射したラットは、通常のラットに比べ、全ての部位で平均35~83%も「ヘム」「過酸化水素」「遊離脂肪酸」の濃度が上昇していることが分かった。

 

3.細胞に酸化ストレスを起こして壊してしまう → アルツハイマー病

 

 

■まとめ

歯周病の原因菌が作る「酪酸(らくさん)」がアルツハイマー病を引き起こす原因の一つになる可能性がある。

 

今回の記事では、アルツハイマー病を発症する原因となる仮説として歯周病による「酸化ストレス仮説」が挙げられていましたが、仮説の一つには「脳糖尿病仮説」があります。

 

九州大の生体防御医学研究所によれば、アルツハイマー病患者は、脳内の遺伝子が糖尿病と同じ状態に変化することがわかったそうです。

 

●糖尿病患者の半数でアルツハイマーの初期症状を確認で紹介した加古川市内の病院に勤務する医師らの臨床研究によれば、糖尿病の通院患者の半数以上に、「海馬傍回(かいばぼうかい)」と呼ばれる脳の部位が萎縮(いしゅく)するアルツハイマー病の初期症状がみられることがわかったそうです。

 

インスリンには記憶、学習機能を高める作用もあり、糖尿病でインスリン反応性が低下することが、アルツハイマー病発症につながっている可能性があるようです。

 

インスリン抵抗性を伴った2 型糖尿病にアルツハイマーのリスク|九大研究によれば、インスリン抵抗性を伴った2型糖尿病の場合、アルツハイマーの発症に関係があるとされるプラークが形成されるリスクが高くなるという研究結果が発表されたそうです。

 

九州大学の研究によれば、血糖値の異常が認められた患者にはプラークが形成されるリスクが高いという結果がでたそうです。

 

論文を執筆した九州大学の佐々木健介さんによれば、インスリン抵抗性がプラーク形成の原因と結論するにはさらに研究を進める必要があるものの、糖尿病をコントロールすることによってアルツハイマーを予防できる可能性があるとしています。

 

最近の研究では、歯周病は糖尿病の合併症の一つといわれており、糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周病にかかっている人が多いといわれています。

 

それは、糖尿病になると、唾液の分泌量が減って歯周病菌が増殖したり、免疫機能や組織修復力が低下して、歯周病が発症・進行しやすくなるからだと考えられます。

 

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加によれば、糖尿病と歯周病の関連性は疫学調査や動物実験などで明らかにされており、糖尿病を多く発症する米アリゾナ州のピマインディアンを対象にした調査では、歯周病の発症率が糖尿病ではない人に比べて二・六倍高い、といったことも分かっているそうです。

 

なぜ、糖尿病の人は歯周病になりやすく、また治りが遅いのでしょうか?

 

高血糖状態が長く続くと、血液中に体内のタンパク質に糖が結合した糖化たんぱくが増加し、体内に侵入した細菌やウィルスを捕食・消化し、その情報をリンパ球に伝える働きを持つマクロファージを刺激し、ある特定のサイトカイン(細胞同士の情報伝達を担うタンパク質で、過剰に分泌されると、自らの組織が破壊されることがある)の分泌量が増え、歯周病が悪化するのではないかと考えられるそうです。

 

糖尿病と歯周病との関連 免疫低下で原因菌増加で紹介した愛知学院大歯学部歯周病科(名古屋市)の野口俊英教授によれば、糖尿病と歯周病には5つの共通点があるそうです。

1.初期に顕著な自覚症状がない

2.罹患率が高い

3.生活習慣病

4.慢性疾患

5.病気の進行のメカニズムが似ている

 

糖尿病と歯周病とではアルツハイマー病になるメカニズムが違ったとしても、糖尿病と歯周病には共通点が多いということですから、アルツハイマー病を予防するには、歯周病・糖尿病になる生活習慣を改善することが大事ということが言えそうです。

 

 厚生労働省の調べによると成人(30~64歳)の8割がかかっているとされる感染症をご存じでしょうか。それは「歯周病」です。歯科医師が対峙するもっとも強い敵と言っても過言ではありません。そして歯周病はただ治すのが厄介なだけでなく、その悪影響がとんでもなく恐ろしいのです。

 そもそも歯周病とは何でしょうか。耳にしたことがあっても、正しく知っている人は少ないかもしれません。日本歯科衛生士会ホームページより概要を抜粋しますと、「歯肉・歯根膜・セメント質・歯槽骨で構成される歯周組織が、口の中の細菌感染によって破壊される慢性炎症性疾患のこと」で、成人だけではなく高校生などの若年層も多く罹患しているとされています。

 適切に歯磨きができていないと、健康な歯ぐき(歯肉)に炎症が起こり、それを改善しないまま深部の歯周組織まで炎症が波及すると、歯と歯肉の境目の溝が深くなり、歯周ポケットが形成されます。これが重症化してしまうと歯がぐらつき始め、残念ながらたくさんの歯を失ってしまうことになりかねません。しかも歯をしっかり磨いていても、気づかずに歯周病になっている人がかなり多いのです。

 歯周病を「単に歯が抜けるだけの病気」と片付けてしまうのは大間違いです。最近の研究で歯周病は全身に悪影響を及ぼすことがわかってきているのです。特に糖尿病と密接な関係があるほか、突然死の原因になりかねない心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高めたり(2.8~3.2倍)、失明や手足の切断につながるような重症になってしまったりするのです。

 歯周病菌を顕微鏡で観察すると、粒状の物やヘビのようにクネクネ動くものなどさまざまなタイプを無数見ることができます。ある研究によるとこの種類と数が増えるほど歯周病の症状は悪化するようです。ありふれた細菌として見過ごされてきましたが、最近はこの歯周病菌が「さまざまな病気と密接にかかわっているのではないか」と世界中の研究者から報告されています。

 まずは糖尿病です。頻尿や喉の渇き、倦怠感のほか足がつるのは糖尿病の症状。日によってムラのあるジワ~ンと弱い痛みが続く、歯ぐきから出血するのは歯周病の症状です。この2つの病はお互いを悪化させていくという恐怖のスパイラルを作ります。

 何がお互いを悪化させてしまうのでしょうか?  そのメカニズムを説明しましょう。歯周病になってしまったことで形成された歯周ポケットに歯周病菌が溜まってしまうのが発端となります。ここに免疫細胞である白血球が菌を退治しに集まってきます。

 この時、白血球が歯周病菌の出す毒素に触れることで、「TNF―α」と呼ばれる阻害物質を出します。これが血液中のインスリンの働きを妨げてしまう作用があるのです。インスリンは健康な人の体内で変動する血糖を適度に調整する役割があるのですが、この働きが低下すると、糖尿病の症状が悪化してしまうことがあります。

 そして糖尿病が悪化すると血糖値が高くなり、今度は歯ぐきの毛細血管の血流が悪化して、血液が行き渡らず歯周病菌を退治できなくなってしまいます。こうして歯周病による歯ぐきの炎症が糖尿病を悪化させ、さらに歯ぐきの炎症を進行させる――。という悪循環に陥りかねません。わずか半年で重度の糖尿病で倒れてしまった患者もいるぐらいです。

 逆に糖尿病患者に歯周病菌を減らす治療をしたところ、それまでよくならなかった「ヘモグロビンA1c」と呼ばれる過去1~2カ月の血糖値の状態を示す指標が劇的に改善して、症状がよくなったケースが報告されています。

 歯周病菌が血管内に入ると血栓ができやすくなり、突然死を引き起こしかねない心筋梗塞や脳梗塞のリスクを高める(2.8~3.2倍)という研究結果も出ています。歯周病菌は心筋梗塞の原因である動脈硬化を進行させることがあるのです。

 メカニズムを説明しましょう。口の中に住んでいた歯周病菌は、食事中などで傷ついた口の中の粘膜の毛細血管から血管内に入り込みます。その歯周病菌の刺激により動脈硬化を誘導する物質が出てきて、血管内にプラークと呼ばれるお粥状の沈着物ができることで血液の通り道が狭められ、心臓の冠動脈を硬化させると言われています。このことはヒトの大動脈の動脈硬化症と呼ばれる患者さんの血管の中から5~20%ぐらいの割合で歯周病菌の遺伝子が見つかっていることからも確認されています。

 もうひとつ、おそろしいのは「バージャー病」という聞き慣れない病気と歯周病の関係です。手足の末端の血管が詰まり、炎症がおき、皮膚に痛みや潰瘍を起こし、最悪の場合は手足を切断しなければならないこともある病気です。

 実はバージャー病にかかったすべての患者が歯周病だと診断され、その進行度合いは中度から重症です。痛み、または潰瘍がある部分の血管から採血し、検査を行った結果、血液からは歯周病菌が検出された一方で、正常な箇所からは歯周病菌が検出されませんでした。

 歯周病菌は血栓をつくりやすく、皮膚の内側の細胞に進入するとの報告がされています。口の中にとどまらず、体全体に行ってしまい、最悪の場合バージャー病を引き起こすとみられます。これが心臓の近くで起これば心筋梗塞、脳の近くで起これば脳梗塞となる可能性があるのです。

 このように放置できない歯周病を予防・治療するにはどうしたらよいでしょうか。まず基本は歯磨き=ブラッシングです。歯と歯ぐきの間を意識して、1本1本丁寧に磨く意識が必要です。フロスによる清掃も欠かせません。一度のフロス掃除でお口の中の歯周病細菌がかなり減ると言われています。歯ブラシだけでなくフロス清掃もこまめに行いましょう。

 とはいえ、毎日しっかりブラッシングしていても、必ず歯石はついてきます。目安としては3カ月に1回、つまり季節ごとに定期検診を受診して歯石を取っていくのが理想です。しっかりと定期的な検診で歯のクリーニングを行い、口の中全体の細菌数を減らすことが免疫力の低下を防ぐことにもつながります。

虫歯は歯の感染症。


 人の口の中には多くの細菌が常にいます。この細菌と食べ物の残り、唾液中の成分が結合して歯の表面にくっ付いて歯垢となります。歯垢内には細菌から排出される酸が充満して、歯の表面を少しづつ溶かしていきます。

 歯の表面が少し溶けただけの初期の段階では、慌てる必要はありません。人の体にはちゃんと防御機構があって、わずかに表面が溶けただけなら、再石灰化といって溶けた部位を補修する機能があります。『歯磨き』をしっかりと行っていれば心配ありません。

 歯磨きが上手く出来ずにいる、あるいはやらずにいると、歯の表面に常に歯垢が付いている状態になり、次第に歯の表面に穴が開いてきます。穴が開いたらもうそれは立派な虫歯です。穴の中に入り込んだ細菌は歯ブラシの攻撃が来ない隠れ家に潜んだまま、酸をどんどん出して歯の内部へと進んでいきます。

虫歯治療は、感染した所を除去し、除去した所を補う。

 歯に穴が空いた状態からいくら歯磨きを頑張っても、フッ素を塗布していても虫歯の進行は止まりません。歯医者による治療介入が必要な状況です。

 体の多くの部位は再生の機能が備わっています。例えば、転んで膝を擦りむいても、皮膚は自然と元に戻ります。しかし、歯では感染した部位に薬を塗っておくと元の健康な状態になるということも現状ではまだ難しいです。(これができたら最高)

 感染した部位を残しておくと虫歯はさらに深く進行していくため、放置するわけにもいかず感染部位を除去せざる得ないというのが実際のところです。


 感染した部位を取り除いて清潔にしておいても、歯が自然と元の状態に再生するということもありません。(これくらいの再生能力が自然と備わっていないのも不思議)感染して除去した部位を何かしらの人工物で補修して、元の形にしないといけないのです。

 補修物は残された歯と一体化して再度の細菌感染から歯を守り、食べ物を噛み砕く力に耐えなければなりません。なかなか大変な重責を補修物は負わされています。


虫歯の治療は限界がある。

 虫歯の治療をして金属の詰め物を入れていた歯が、再度虫歯になって詰め物が取れてきた経験がある方もいると思います。そのような時にも、基本的な治療方針は最初の時と同じで、『感染した部位を取り除き、取り除いた分だけ人工物で補修する。』です。

 虫歯治療は常に一方通行で、治療を繰り返して行くと歯の量はどんどん減っていき、人工物の量はどんどん増えていきます。最終的に神経を取る治療まで行うと、歯の耐久性は著しく損なわれます。毎日の歯ぎしりや、食事による歯にかかる応力によって根が割れてしまうと歯を抜かなければいけなくなることが多いです。


 結論です。出来てしまった虫歯は放置しないでいち早く治療することが大切。そして、二度と虫歯ができないような今までとは違うハミガキを歯医者さんに行って歯科衛生士さんに習いましょう。

親知らずとは、第3大臼歯のことで18~30歳くらいになって生えてきます。


親知らずまでまっすぐ生えている人は、日本人では、ほんのわずかです。


親知らずには様々な問題点があるために抜いてしまったほうが良い場合が多いです。


親知らずを抜くと、もの凄く痛い!というイメージがあると思うのですが、実際顔が腫れるような状態になるのはごく一部のものです。


特に上のまっすぐ生えた親知らずは痛みもなく10秒くらいで簡単に抜けます。


親知らずを大切に残しておいたばかりに、手前の歯まで抜かなくてはならなくなってしまうというケースを多く見かけます。


親知らずを抜いて、第2大臼歯までの歯をきちんと残していった方が、将来的に多く歯を残すことになる人は多いです。


親知らずの弊害

智歯周囲炎という親知らずの周りに炎症を引き起こす。


第2大臼歯を巻き込んで歯周病になりやすい。


第2大臼歯を致命的な虫歯にしてしまう。


虫歯や神経の治療を長期的に成功させるのが困難


噛み合わせがわるくなりやすい。


親知らずまめ知識

親知らずは、18~30歳くらいから生え始めます。

 昔は親が亡くなってから生えてくるため、親知らずと呼ばれるようになりました。


別名、智歯と呼ばれますが、これは英語の「wisdom teeth」の日本語訳です。

 智恵がついたころに生えることが由来です。


生える前の親知らずを使った再生治療が話題になっていますが、実用はまだまだ先ですし、金額も

 100万円位します。

 



あれこれ心配するよりも、まずは、自分の親知らずがどうなっているのか、歯科医院で調べましょうね。


歯を失う原因は、虫歯、歯周病で8割を超えます。

つまり、この2つの細菌感染症だけ気をつけていれば、歯を失わずに済む可能性が飛躍的に高まります。

人は、胎児の時には無菌状態ですが、産道を通過してから、死ぬまで細菌による攻撃に常にさらされてしまいます。

人間の体の中の細菌は、腸内細菌だけで100兆匹、口の中や他の部分を足すとどれだけいるのか数え切れません。

殺人事件などで、死体をそのままにしておくと、異臭をはなつようになるのは、それまで、免疫システムにより常に細菌からの攻撃を防いでいた体が、死ぬことにより一斉に数え切れない細菌の攻撃を受けタンパク質が分解されてしまうからです。

口の中もおなじで、虫歯菌は歯が生えてきたときから感染し始めます。
細菌は無の状態からいきなり出現するわけではないので、誰かの口の中の細菌が感染することになります。

そのほとんどがお母さんの口移しによる食事による感染だと言われています。
1歳~2歳半までの間に、お母さんがキシリトールガムを噛んでいることにより、子供の虫歯の感染率が10分の1になるという研究もあります。

細菌は放っておくとなぜか人間の体内に侵入しようとします。

虫歯菌は歯を溶かして、神経の穴に入り、根の先の骨のなかへ、歯周病菌は歯と歯茎の隙間から、歯茎の内部に侵入し体の中へ入ろうとします。

油断も隙もありません。

さらにこのような細菌が増えてくると口の中でも免疫が効かなくなり、異臭を放つようになります。

これがあの口臭です。

ただ、口の中にいる細菌は食中毒のような強い毒素を持っているわけではないですし、大きさも1mmの1000分の1程度です。

口の中の細菌は弱いのです。
歯に穴を開けるという行為も、人が素手で山にトンネルを掘るような、とんでもなく時間のかかる仕事なのです。
ですから、大量に、長時間、同じ場所に細菌を停滞させなければ、歯を溶かすという行為も完結できないのです。

細菌の時間と人間の時間は違います。

細菌は早いもので10分に1回分裂しますから、30分でひ孫まで生まれます。
人間がひ孫まで生まれるには少なくとも60年かかります。
ですから、人間が1日細菌をほったらかしにしておくのと細菌の世界では、約3000年経っていることになります。

半年すなわち細菌でいう54万年も時間があれば素手で山にトンネルは掘れてしまうのです。

毎日毎日、歯を磨いて細菌の数をコントロールしていかなければならないのはこのためです。

毎日歯医者さんでクリーニング(ティースケア)を受ければ、虫歯や歯周病にならない可能性は高いのですが、それは現実的ではありません。
4ヶ月に1回歯医者さんでクリーニング(ティースケア)を受けたとしても、1年365日中3回、残りの362日はほったらかしになってしまいますね。

つまり、日ごろのセルフコントロール(歯ブラシや糸ようじ)の質を高めていかなければ、歯医者さんにどんなに来ようとも、虫歯や歯周病になってしまう確率は高くなるのです。

虫歯も歯周病も細菌が原因です。
健康に生きていくためには、細菌をやっつける歯ブラシや糸ようじなどのセルフコントロールと定期的な歯科医院でのクリーニング(ティースケア)は両方必要不可欠なのです。

最近、テレビのCMでも予防歯科という言葉を良く耳にするとおもうのですが、予防歯科とは一体何なのでしょうか?

物事には必ず原因と結果があります。

歯を削ってつめたり、かぶせたりするのは、歯が無くなってしまった結果への対応です。

時間が経っても自然に元通りにならないからです。(皮膚に出来た怪我は時間とともに治りますよね。)

原因とは何なのでしょう?

それは、虫歯菌や歯周病菌などの細菌と、歯ぎしりや食事の時に歯にかかる余分な力です。

原因を改善して、新たな結果が生じるのを未然に防ぐのが予防歯科なのです。

抽象的でわかりにくいですか?

虫歯菌や歯周病菌などの細菌と、歯ぎしりや食事の時に歯にかかる余分な力を取り除いて、歯が無くなっていくのを未然に防ぐということです。

まとめます。

起こってしまった病気に対応するのが、治療。
原因に対策をして未然に病気にならないようにするのが、予防。

歯を自由に再生したり、元の状態に戻せたり出来れば、予防などしなくても大丈夫なのですが、それが出来ない現状においては予防こそが最善の治療なのです。


予防に勝る治療なし。

どんなに高価で高精度な治療よりも、生まれもっての健全な歯のほうが一生自分の歯で健康に過ごす可能性が高いのです。

歯を消費してから回復するのには、時間と費用と苦痛を伴います。歯を消費する前に予防していけば、時間も費用も苦痛も伴わないで済みます。

どっちがお徳で賢い選択でしょうか?